今のところ達成できていない課題一覧

https://www.pakutaso.com/20140614156post-4195.html

 現時点で、有効な指導方法が見つかっていないスキルは以下の通りです。徐々になくなっていけばいいなと思います。

  • 他の人の補助なしでルールに甘い人の前で子供がルールを順守して行動すること(保育園や学校等)
  • 子供が早く完了してもメリットがない行動を素早く実施すること
  • 新規の場面で新規の指導者に対して子供が泣く行動、暴れる行動を一切出現させずに指示に従うこと
  • 子供の食事時に食べ物の咀嚼回数を増やすこと(口の中の指導は難しい)
  • 子供が三角食べをすること(もしかしたら教える必要がないかも)
  • 朝起床時にのみおむつにおもらしをする行動(どんなに夜中にトイレに連れて行っても少量を漏らす癖になっている)

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『子どもを「薬漬け」にする児童養護施設の現実』(記事)

http://earth.publicdomainq.net/201802/27o/publicdomainq-0019354mwljfo.jpg

児童養護施設は保護者のいない児童や虐待されている児童を入所させ養護する施設で、児童相談所の決定で入所が決まる。原則1歳から18歳までが対象で、全国605施設に約2万5000人が入所している。
厚生労働省の調査によれば、児童養護施設に入所している子どものうち約6割は虐待を受けた経験がある。また入所しているうち、障害のある子どもの割合は3割近くまで増加している。うち、先の女性のようなADHDと診断された子どもは、10年前と比べ約2.6倍に膨らんでいる。
「10年前は、ADHDと診断され向精神薬を服用していた子どもはせいぜい1~2人だった。服薬が増えたのは6~7年前から。精神科の医師と連携を図るようになってからだろう」。都内で児童養護施設を運営する施設長は実情を語る。現在、同施設の入所者約50人のうち約半数にADHDなどの発達障害や知的障害がある。また3割弱が向精神薬を服用しているという。「以前は児童の衝動的な暴力にも職員が対症療法で対応するしかなかった。医師との連携で選択肢が増え、ケアの質が高まった」と話す。
東北文教大学の吉田耕平講師の論文「体罰から向精神薬へ」(2019年)によれば、同氏が調査した児童養護施設では、2017年時点で入所している子どもの34.3%がコンサータやストラテラなどの向精神薬を服用しており、診断名はADHDがほとんどだったという。先の都内の児童養護施設と、置かれた状況はかなり近い。

2007年に厚労省が行った全国調査では、児童養護施設に入所している子どもの向精神薬の服用率は3.4%なので、この10年で急増していることになる。嘱託医として精神科医が介入するようになり、児童養護施設の職員の間でADHDに関する認識が広がったことが一因とみられている。
「高校生や中学生の男子が、施設のほかの児童を傷つけたり物を壊すといった問題行動を起こした場合、女性職員だと正直制止できない。施設は多くの児童の生活の場であり、平穏な生活を守るためにも専門医による一定の医療的ケアは欠かせない」。別の都内の児童養護施設の元職員はそう話す。

https://toyokeizai.net/articles/-/303803?page=2

 記事中の論文はこちらですね。単一の施設においての記録として34.3%ですから、これを全体資することは問題があると思います。

 児童養護施設における発達障害児の割合は、こちらのページによると過去20年で2倍以上になっています。ですが、これは診断基準の変更も関係しているので一概に増加しているとは言えないです。厚生労働省のデータです。

https://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h30hakusho/zenbun/siryo_02.html

 このように知的障害の割合が20年で3倍に増えているので、児童養護施設の人数が増えていても自然なことです。

 問題となるのは、問題行動に対して投薬しか手段が取られていないということです。ABAの使用も児童養護施設での選択肢に入ってくればいいですね。

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注射が痛いのは勘違いだ

https://www.photo-ac.com/main/detail/1381635?title=%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%A8%E6%B3%A8%E5%B0%84

 本日、一歳の子供を3種混合の予防接種のため病院へ連れていきました。両腕で左の太ももに注射されましたが、針を刺された瞬間だけ泣いていてその後はすぐに泣き止んでいました。

 こういう現象を見ると、注射で激しく泣くというのは想像力が働く子供だけということが見えてきます。

  1. 他の子供が泣いているから泣く
  2. 針が見えるから泣く
  3. 泣いて暴れたから注射が終わったと勘違いしているから泣く

 これらが関連しているはずです。ある意味注射で激しく泣くというのも一定の能力が必要なことがわかります。

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『保育園入園指数 障害児対応に課題あり』(記事)

https://www.photo-ac.com/main/detail/1726308?title=%E8%A8%97%E5%85%90%E6%89%80%E3%81%AB%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%82%92%E3%81%82%E3%81%9A%E3%81%91%E3%82%8B

認可保育園への入園審査で判断基準になる指数の「最終指数」に「障害を有する 児童(障害者手帳を所持している場合)」と規定されているが肢体不自由がない場合は、1歳になるまでは療育手帳を取得できないため障害児と認められない。そのためゼロ歳では入園が難しいことの改善を求めるものだ。
 指数は認可保育園を希望している家庭の状況に応じて数値化され、入園できる順番を決めるもの。しかし、入園希望者が多く、同じ点数で並んでしまい点数が同じなのに認可保育園に入れないことから、同じ点数でも子どもが多い世帯を優先するなどの優先順位が設けられており、その第6順位に「障害を有する児童(障害者手帳を所持している場合)」を武蔵野市では設けている。
 障害者手帳には、「身体障害者手帳」、「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」(東京都では愛の手帳)がある。身体は視覚的に判断がしやすいが、「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」については、生後間もない状態では障害があるか判断がし難いため1歳になるまでは取得できないと東京都では定められている。そのため、ゼロ歳児で身体以外の障害児は手帳がないことで点数として不利になり入園が難しくなっているのが現状だ。

https://blogos.com/article/404204/

 保育所入所基準点数と言われるようです。つくば市のはこちらです。

 入所時点で発達障害の診断名を受けることは難しいですが、療育手用がもらえた時点で保育園の入所がスムーズにできればよいですね。ただし、療育手帳の交付がないけれど診断名が下りている場合は、考慮されないことはどうなのでしょうか。

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家での課題を学校で般化させる難しさ

https://2.bp.blogspot.com/-xsnPuk7ojVw/VhR1rwIx0XI/AAAAAAAAzGk/79JHpBLVr9I/s800/jugyou_wakaranai.png

 自閉症スペクトラム障害等の発達障害児は家で練習した課題を小学校で発揮することが難しいことがあります。

 それは、家と小学校での指導方法が大きく異なることが関連しています。家では、待ち時間が少なく、課題が終われば自由時間が待っています。一方、小学校では、待ち時間が多く、課題が終わっても「待っときなさい」と指示を出されることが多いです。これは子供のモチベーションを大きく下げる勉強方法です。

 自閉症スペクトラム障害の子供の多くは能力が低いため、短距離走を全力で走る方法を教えてようやく定型発達児の長距離走のペースに遅れながらついていける程度です。ですから、だらだら勉強する方法を実施するとすぐに手を抜いてしまいます。集中して長時間頑張るというのはステップとしては大分後です。

 家庭での練習によって徐々に良くすることは可能ですが、しばらくの間は苦戦するでしょう。

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子供を脅す方法は効果があるのか

 子供の問題行動を制止する時に「鬼が来るよ」「お化けが来るよ」「置いていくよ」という脅し文句を使ったことがある親は多いと思います。私も、「置いていくよ」は使ったことがあります。これらに効果はあるのでしょうか。

 一定の効果はあります。このアプリも有名ですよね。

 しかし、子供が成長して大きくなれば当然使用できなくなります。親がそういった脅しを使用しても実施が不可能なことに気付くからです。ですから、

  • ずっと使い続けることができるとは思わないこと
  • 癇癪が激しい時に限定すること

等のルールが守れているのであれば、問題ないかもしれませんね。

 

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注意の質を下げていないか(自閉症療育)

https://pictsign.com/highresolution/00043-illustration.png

 子供に対して何度注意しても直らないことや指示に従わないことはありませんか。

  • 何度注意しても子供が高いところに登る
  • 子供がおもちゃを投げることを注意しても時間がたったらまたする
  • 「ご飯だよ」と何回も声をかけているにも関わらず子供が着席しない

 これらの特徴は子供に対して何回も注意したり、「いい加減にしないと怒るよ」と伝えると子供が指示に従うということです。その代わり、子供が一回で指示を聞くことや注意されることをしなくなるというようにはなりません。これはなぜでしょうか。

 それは、一回で指示に従わないことと再度注意をされることに対して何らペナルティがないことが原因です。例えば、自転車の二人乗りは警察官がいると注意されるためやめますが、その後警察官がいなくなったらすぐにまた二人乗りをします。しかし、これが注意ではなく罰金になったらどうでしょうか?多くの人は自転車の二人乗りをやめる可能性が高いです。

 このように注意をその都度する指導方法はトータルタスクになってしまっています。それだとよくならないため、

  • 「座って」と言っても着席しなかったらすぐに手を持って連れてくる
  • 事前に注意してもおもちゃを投げる行動が出たらおもちゃを一旦回収して着席させる
  • 子供が高いところに登ったら一定時間気をつけの姿勢で立たせる

これらの方法であれば改善する可能性が高いです。また、何度親が注意しても子供が指示を聞かないという状態は親の指示に対する子供の応答性を下げることになるため指示を出したら従うというようにルールを徹底したほうが良いです。

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既存の方法では対応できない問題に直面した時に成長する

https://www.photo-ac.com/main/detail/1942745?title=%E9%9B%BB%E7%90%832

-転機となったのは、糸井嘉男選手(現阪神タイガース)の入部とか。
 「彼は投手として2000年に入部した。『球界の宇宙人』と言われているように、超天然。当時は怒鳴る殴るが当たり前で、『殴る方も痛いんやで』とフォローするのが指導だと思っていた。でも、糸井には全く効果がなかった」
 「初球バントのサインに『いい球が来なかった』とスリーバントを決めてくる。盗塁を指示しても無視。『けん制球が来そうだったので走らなかった。監督、何で僕にサイン出すんですか』と。自分の方が投手の動きを読めると言いたかったのだろう。頭を抱えた」
 -で、指導法を変えた。
 「この素質あふれる選手を伸ばすには自分が変わるしかないと思った。鉄拳を封印し、怒鳴りたいのをぐっと我慢した。どの選手に対しても、いいプレーは褒め、ミスをしたら丁寧に説明し、改善点を納得させるよう心掛けた」
 「でも、とにかく苦しく、これでいいのか自信が持てなかった。夜、布団に入っても選手のミスが頭に浮かぶ。『何でできへんのや』とがばっと起きて、家の壁を穴が開くまでパンチしたり…。不眠の薬を処方されても眠れなかった。試合に負けて球場のトイレで1人大暴れしたこともある」
 -選手たちに変化は?
 「3年ほどすると変わってきた。監督が細かく決めていたサインを、自分たちでライバル校を研究して『監督、このサインでお願いします』と提案してきた。自分さえ良ければいいという選手がいたが、そのうちみんなで勝とうという意識が芽生え、練習に自主性が出てきた。自ら考え、気付きがあった選手は強い。技術も着実に向上する」
 -しかし、今も暴力的な指導がはびこっている。
 「私もそうだったからよく分かるが、人は自分の体験を美化しがち。殴られたから今の自分がある、と思い込む。もう暴力に頼る時代ではない。どうすれば選手が伸びるのか、それを見極め、自主性に任せるのが指導者の役割。たたいても一流選手は育たない」

https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/201909/0012702094.shtml

 既存の方法が通用しない場合、プロフェッショナルはアプローチ方法を変更しなければなりません。ただし、既存の対応で効果をあげることが難しいクライアントや生徒に対して有効的なアプローチは、全ての人にとってわかりやすい方法である可能性が高いです。

 現に私が現在使用しているトイレトレーニングやコンプライアンストレーニングはそれまでの方法が通用しないような子供に出会うことでできました。これからも深刻な問題を抱える子供に出会うことでよりよい方法が見つかるでしょう。

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『自閉症児の「爆発」を60秒前に予測できるウエアラブル』(記事)

https://3.bp.blogspot.com/-DOKddrio4pk/VA-hsHvEkcI/AAAAAAAAmTo/fe76jzUvai0/s800/smartwatch.png

自閉症の人は時に、突然かんしゃくを起こしたり自傷や他傷などの行動に出たりすることがある。彼らの攻撃的行動はいつ起こるのか? それを予測できるウエアラブル機器が、研究者らによって開発された。

リストバンド型のこの装置は、心拍や皮膚温度、発汗や腕の動きを常時監視。攻撃的行動が起こる60秒前に、84%の精度で予測が可能だと、開発者らは言う。

(中略)


リストバンド開発に当たり、ノースイースタン大学(ボストン)の研究チームは攻撃的行動を起こす傾向のある自閉症児20人にバイオセンサーを装着し、87時間超にわたり行動と身体的変化を記録。攻撃的になる直前の特徴をデータから読み取った。
開発者で同大学計算行動科学研究所のマシュー・グッドウィン所長は、「小さな刺激ですぐ攻撃的になる自閉症児もいる」と指摘する。「保護者に前もって注意喚起ができれば、不意打ちを予防できるし、自閉症児をリラックスさせて周りの人々の安全を確保することもできる」
グッドウィンによれば、攻撃的行動に出る自閉症児を持つ家族は、誘発の原因が分からず、いつどこで爆発するか分からないと怯えている。彼らは「自主的自宅監禁」を選び、映画にも買い物にも公園にも子供を連れて行かないようにしている。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2019/09/post-243_1.php

 実際のリストバンドはこんなもののようです。

https://news.northeastern.edu/2019/08/21/this-wearable-device-predicts-aggressive-outbursts-in-people-with-autism-a-minute-in-advance/

私はこれが苦手な刺激を避けるために使用されることはもったいないと思います。このツールは、

  • 子供が苦手な刺激や環境を理解する
  • 子供が癇癪を起こすような兆候が出ているにも関わらず癇癪が出なかった場合にほめて強化する(他行動分化強化

ために使用されるべきです。ウェアラブル端末はあくまで一時的な使用にとどめるものであることが理想であると考えます。

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保育園?幼稚園?

https://www.photo-ac.com/main/detail/1116767?title=%E4%BA%8C%E6%8A%9E

保育園児だからといって幼稚園児に比べて自主性が低い、攻撃性が高い、ということが真実ではないことにホッとしたところですが、幼稚園と保育園で最も違うことの一つは、預ける時間の長さでしょう。この時間の長さは、子供の発達に影響するのでしょうか?
アメリカの国立小児保健・人間発達研究所(NICHD)が子供の発達と保育との関係を明らかにするために、全米から1300人ほどの新生児を選んで、追跡調査を行い、出生から4歳半までの研究成果をまとめ発表しています。その中で、4歳半になるまでに母親以外に保育されている(保育園、幼稚園、祖父母、シッターなど)時間が長い子供は、その時間が短い子に比べて問題行動が少し多めに見られることを報告しています。
このアメリカの大規模な調査結果を見ると、子供を長時間預けることに対して不安になりますが、日本で認可保育園児232人を対象に長時間保育が子供の発達に及ぼす影響について追跡調査を行った結果では、保育時間の長さと5年後の子供たちの発達や問題行動に関連が見られませんでした。つまり、日本の質の保たれた保育環境では、長時間子供を預けても、その子供の発達に悪影響がでたり、問題行動が増えることにはつながらないことが明らかにされているのです。
国内外の研究を問わず、養育の質と子供の発達には大きな関係があることが示されています。この「質」とは、その子供が預けられている施設(保育園、幼稚園)の特徴(質)より、親や家庭の特徴(質)の影響が強いことがわかっています。
具体的には、「両親の教育レベルが高いこと」「家庭の収入が高いこと」「情緒的に多くのサポートがあること」「家庭が知的に刺激的な環境であること」「母親が精神的に健康であること」などがあり、これら家庭の特徴は、子供の「言語発達」「知的発達」「社会的行動の発達」「親との良い関係」「実行機能」などと関連があります。
家庭内でどんな養育をしているかは、家庭で大半を過ごす子供と同様に、家庭外で保育を受ける時間が長い子供の発達にとっても、とても重要なのです。

https://news.livedoor.com/article/detail/17053968/

 私は発達障害児であれば、保育園かもしくは延長保育や夏季保育をしてくれる幼稚園がよいと思います。なぜなら発達に課題がある子供を育てる場合、保育者に大きなストレスがかかります。長時間親が一緒にいて雑な関わり方をするよりも、親が関わる時間を極力減らしたほうが親も丁寧に子供に対応することが可能です。また、幼稚園だから家庭内セラピーがうまくいくといったことはないです。重要なのは一緒に過ごす時間の長さではなく密度ですから。

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NHK U&IでLDに対する合理的配慮の問題

https://www.photo-ac.com/main/detail/485500?title=%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%A7%E5%8B%89%E5%BC%B7%E3%81%99%E3%82%8B%E5%AD%90%E4%BE%9B

 先日、放送でみたNHKのU&Iがとても面白かったです。

 ざっくり説明します。普通級に所属するアイ君はタブレットを使用して算数の授業を受けていました。 アイ君は算数のテストで90点を取った一方で、同じクラスのユウ君は32点しか取れませんでした。 ユウ君はアイ君がタブレットを使用したことで高得点が取れていると考え、ずるいと思いました。ですが、アイ君が文字の見え方が他人とは異なり、黒板の文字を読み取ることが難しいこと、ユウ君が家で勉強をしなかったことが算数のテストが悪い原因だということを指摘されてアイ君がタブレットを使用することをに納得しました。

 映像では言及はされていませんでしたが、アイ君は学習障害の識字障害、読字障害であると考えられます。アイ君がタブレットを使用することを「眼鏡を使ったり、松葉杖を使ったりすることと一緒」と説明されていました。ですが、この2つと圧倒的に違うことは

  • 定型発達児にとってもタブレット学習は勉強を効率的に進めるためのツールとなること
  • アイ君の見え方が他の人とは違うということは客観的事実に基づく証明が難しいこと

であると思います。私は、「発達障害」という診断名をうけている子供だけ効率的に学習を進めるツールを許可されるというのは意味がないと思います。なぜなら、発達障害と診断されていなかったとしてもタブレット学習のような方法が効率的である子供もいるからです。ですから、テスト時間の延長、ツールの使用というのを誰でも選択できるようにすることが一番であると思います。

 特に私は、鉛筆で文字を書いて学習する方法の効率の悪さが気になっています。板書を写して終わる授業であればビデオでもできます。他人と話したり、考えたりといったことに集中するためには誰もがタブレットを使用してもよいのではないでしょうか。

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深刻な問題に対して悠長な方法は使えない(自閉症療育)

http://earth.publicdomainq.net/201801/28o/publicdomainq-0018280pwxkwg.jpg

 反抗挑発症と素行症は、秩序を壊す傾向が強いこと、自分で衝動をコントロールするのが難しいことが共通する特徴です。どちらも男の子に多く、幼児期から落ち着きがなく、カンシャクを起こしやすい特徴がみられるのが一般的です。

(中略)

 こうした子どもへの対応では、まず、親が子どもへの接し方を学ぶことの支援が行われます。
 反抗挑発症や素行症の子どもたちの多くは、それまでの成長過程で叱られることが多く、たまに良い行いをしても、正当に認められなかったという経験があります。親も、問題行動にばかり目が向きがちです。
 子どもが良い行動をとった場合は、それをしっかり認めて褒める。反対に、良くない行動をした場合には、こちらが攻撃的にならないよう注意しながら、はっきりと問題を指摘し、どう行動するべきなのかを示すことが重要となります。このような接し方を学ぶために、一定のカリキュラムのもとで行われる「ペアレント・トレーニング」と呼ばれるプログラムもあります。
 子ども本人に対しては、感情や衝動のコントロール法や、トラブルが起こったときの相談のしかたなどを学ぶための「ソーシャルスキル・トレーニング」などが行われます。虐待を受けた経験がある子どもには、トラウマに対する治療が必要な場合もあります。
 家庭、学校、医療機関が密に連携しながら関わることは必須ですが、素行症で暴力や反社会的行動が激しい場合には、児童相談所、警察、司法関係者などとも連携する必要があります。家庭だけでは対応が難しい場合や、反社会的行動が繰り返される場合には、児童自立支援施設で生活などの指導を受けることや、少年院での矯正教育を検討します。

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190826-OYTET50000/2/

 よいことができたらほめる、良くない行動をしたら問題を指摘するというのは、指導方法としてはかなり緩いです。だからといって、児童自立支援施設、少年院等の協力を得るぐらい行動が悪い場合は、もう対応が難しいくらいの酷い行動となっています。また、少年院や児童自立支援施設で行動が改善したとしても家庭に戻ると問題行動が元に戻ってしまうことがあります。

 家庭で支援すれば消せるぐらいのレベルで対応していたほうが子供にとっても親にとっても楽ですが、ペアレントトレーニングだけでの改善ができるかというと難しいです。やはりセラピストの指導を受けたほうが安全に対応できると思います。

 

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環境調整で問題行動を防ぐ方法はいずれ限界が来る

大人が、“子どもの行動をやめさせたい”と感じるとき、それは「問題行動」として認識されます。「問題行動」のなかには、子ども自身も困っていることもあり、やめさせるべきものもあります。しかし注意したいのは、つい「やめさせる」という視点で行動を見てしまうことです。
 
実は、「やめさせる」よりも「起こらないようにする」ことのほうが効果的です。そもそも、“その行動”が起こらなければ、やめさせる必要もないわけです。そのような考え方を「環境調整」といいます。
 
“問題行動を起こした子どもに問題がある”と考えるのではなく、“どのように環境を変化させればそもそも起こさずにすむのか工夫する”という視点です。
 
ひとつの例として、 買い物に行った際、「欲しいものがあると泣きわめき、我慢できない行動」に対して、ある友人が取った対応は「宅配を週に3回」でした。買い物に行かずに済むので、外で「何か欲しい」と言って泣きわめくことを最小限にできます。このケースでは、買い物のときが一番困っている様子でしたので、この対応により、親子ともに一気にストレスが減ったそうです。
 
子どもを変えようとすることは、親子双方にとって大きなストレスです。受け入れられる環境を工夫し、子ども自身の成長を待つことができないか、一緒に考えましょう。

https://gentosha-go.com/articles/-/19954

 抹殺法ですね。この方法はあくまで、子供が典型的な発達方法を見せた場合に限られます。もし、発達しなかった場合学習機会を省いていたことから酷いことになります。

 例えば、ベビーフェンスを乗り越えてしまったり、手を繋いでいるにも関わらず手を振りほどいて走って行ったりしてしまいます。

 2~3歳の時点で発達に遅れが認められる子供の場合は、環境調整で問題行動を防ぎつつ、並行して問題行動が起こらないように練習していく必要があります。問題行動が起こらなくなれば一つ一つ環境調整を解除していきます。

 こうすることで子供に気を使わないでも問題行動が起きないようにしていくことができます。

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三日坊主を続けよう

https://www.photo-ac.com/main/detail/1019590?title=%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88

 今朝の台風はすごかったですね。駐車場の看板が折れ曲がっていました。

 閑話休題。昨日久しぶりにブログをサボりました。特に理由はありません。強いて言えば

  • 台風前にプールをしまうために清掃作業をがんばった
  • 一旦子供を寝かしつけ起きる予定だったが、気づいたら朝だった

とこんな感じです。

 ですが、毎日書くことに拘泥してしまってブログの更新そのものが嫌になってしまうことが一番ダメです。過去のブログを含めると、私は今まで約2500回のブログを掲載しています。サボってもまたやり直すことができれば大きな問題ではありません。ということで今日からまた頑張っていきます。

 自分で自分を慰めています。

 

 

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児童虐待の対応ミスは個人の問題なのか

https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E5%85%90%E7%AB%A5%E8%99%90%E5%BE%85%E9%98%B2%E6%AD%A2&srt=dlrank

2019年3月には児童相談所に「虐待されているような動画がある」との通報があり、市の職員らが訪問していたものの、〇〇ちゃんの体の状況などから異常は確認できなかったという。

しかし、その後も〇〇ちゃんが夜遅くにひとりで自宅の外にいたことから、警察が4回にわたって保護。
警察は児童相談所に対し一時保護の必要性を通告したものの「親子に愛着が見られ、虐待の事実は見られなかった」として保護には至らなかったという。

2019年3月から4月にかけて計5回、虐待をうかがわせる通報があり、警察からも一時保護の必要性を通告されていた〇〇ちゃん。
これに対して、一時保護の措置を取らなかった児童相談所は「この件は虐待ではなく、ネグレクト(育児放棄)の案件である」と認定。鹿児島中央児童相談所の佐多士郎所長らは「あくまでも今回は“ネグレクト案件”として動いていたので、その対応は適切だったと考える」と述べている。

しかし、この対応について、児童相談所に児童心理司として19年間勤務していた山脇由貴子氏は「ネグレクトだから保護しないというのは間違い。ネグレクトは虐待そのものなのですぐ保護すべきだった。専門性が低いと言わざるを得ない」と指摘している。

https://www.fnn.jp/posts/00048009HDK/201909021902_livenewsit_HDK

 児童相談所の対応を責めるのは、何の解決にもならないです。これはとるべき対応の解釈が個人によって異なる、つまり対応が統一されていないことが問題と考えるべきです。

 例えば、「親子に愛着が見られる」というのは具体性のない、人によって解釈の異なる行動です。それよりは絶対的な基準があるほうがよいです。例えば、以下のような例が考えられます。

  • 警察の保護が〇回以上あったら児童相談所で保護
  • 身体に虐待がなくても、決められた体重以下であったら保護
  • 児童相談所以外でも学校、地域の2か所で問題が報告されたら保護

 客観的指標は誰が行っても同じ結果になることが重要です。システムそのものを考えていく必要があるのではないでしょうか。

 こういった組織の場合、ヒーローはいりません。誰でも同じ良い結果が得られるような画一の対応が求められます。

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