希望的観測をもたないほうがよい(自閉症療育)

https://www.photo-ac.com/main/detail/993302?title=%E3%81%9F%E3%81%B6%E3%82%93

 ご存じの通り、自閉症スペクトラム障害児に対してのABAセラピーは日本では公費化されていません。しかし、ABAは以前に比べて認知度は上がってきています。このままいくと公費化されるのでしょうか。

 ABAが公費化されるためには、まだ越えなければいけないハードルがあります。例えば、このようなものがあります。

  • 日本国内のABA専門資格をどうすればよいか
  • そもそもそれを指導できるスーパーバイザーはいるのか
  • 大学で教える機関があるか
  • 自閉症スペクトラム障害の診断は正確か
  • 医師が既得権益を手放すか
  • 財源はどうするか

 これだけのハードルを越えなければいけないので、実現可能性はかなり低いです。仮に公費化にならなかったとしても子供の能力が伸ばしていけるような支援方法を考えたほうが良いと思います。

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イーロンマスクの自閉症の発言に物議?

https://www.photo-ac.com/main/detail/1666124?title=%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD%E3%81%A8IoT%E3%81%A7%E7%B9%8B%E3%81%8C%E3%82%8B%E9%83%BD%E5%B8%82%E9%A2%A8%E6%99%AF%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8

11月12日に掲載されたポッドキャスト『Artificial Intelligence』で、マスク氏はニューラリンクに関して、自身が予見している最も楽しみな効果について尋ねられた。ニューラリンクは脳の活動を記録し、脳に刺激を与えるために、人間の脳に埋め込むことのできるAI(人工知能)チップの開発を目指している。 「ニューラリンクについては、脳に関連する多くの病気を治すだろうと考えている。自閉症、統合失調症、記憶障害…… どんなものも治せるだろう」 自閉症は病気ではなく発達障害であり、マスク氏がどういう意味でニューラリンクが自閉症を「治す」ことができると言ったのかは、明らかでない。

https://www.businessinsider.jp/post-202515

 自閉症は病気ではないから病気と表現するというのはいかがなものかということです。ですが、脳の異常が自閉症の症状を引き起こしている可能性が高いのは事実です。何年後かわかりませんが、本当に脳の治療が行えるようになるとよいですね。表現に対してあまり揚げ足取りはしないほうが良いと思います。

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有資格者等にABAサービスを限定する(記事)

https://www.photo-ac.com/main/detail/252727?title=%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B5%90%E5%B1%B1%E3%81%AE%E7%B4%85%E8%91%89

Applied behavior analysts in Michigan have less than a month to become licensed to treat people with autism, according to regulations announced Thursday by the state Department of Licensing and Regulatory Affairs.

Under state law approved in 2016, LARA worked with the Michigan Board of Behavior Analysts and others to develop the license rules that were adopted earlier this year. Those who are not licensed by Jan. 7 may be in violation of the public health code, LARA said.

https://www.crainsdetroit.com/health-care/aba-therapist-licensing-rules-set-take-effect-soon-mandate-background-checks

 ミシガン州で、ABAの提供者をBCBAやその他の専門職に限定したという話です。日本ではまず専門家が少ないので同じようなことはできないでしょうね。

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11月17日にスクールセラピー、クラスセラピーを実施しました

http://www.wanpug.com/illust/illust3454.png

 先日、施設にてスクールセラピー、クラスセラピー、ワークを9家族にて実施しました。スクールセラピーはセラピストが抜けた状態で保護者に指導していただきましたが、問題行動が少なく授業に臨むことができました。

 今回からほとんどの時間、セラピストが抜けて保護者のみで指導という形に変更しましたが、子供によってはやはりコンプライアンスの低下が著しく今後の課題が見られました。次回は12月8日に実施予定です。

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『「ノイズ」アプリで声の大きさを知らせる』(記事)

https://4.bp.blogspot.com/-UAj7EkM9aqU/VhHgJXYPOlI/AAAAAAAAy2w/Gqq8iAaKL3w/s800/manner_oogoe_boy.png

9月に公開されたwatchOS 6には、周囲の音のレベルを測定してくれる「ノイズ」アプリが新たに搭載されました。Series 4以降のApple Watchで利用できるこのアプリは、マイクを使って周囲の音が何デシベルなのかを知らせてくれます。

米国テキサス州に住むスコット・ベネットさんは、自閉症スペクトラムの21歳の息子サムさんが常に大声で話をすることをずっと気に病んでいました。家族で外出することもできなかったといいます。

そんな中、Apple Watchの画面をスクロールしていたスコットさんは、ユーザーの周囲で聴覚に影響を与えるほどの大音量を感知すると画面が黄色く光って知らせてくれる「ノイズ」アプリを見つけます。すぐに息子のサムさんにも見せたところ、サムさんは実際に自分が話すと画面が黄色く光ることを理解し、小声で話すようなりました。それ以来、サムさんが大声で話し始めても、スコットさんが黄色く光った画面を見せるだけで、サムさんはすぐに小声になるそうです。

https://iphone-mania.jp/news-266891/

 ウェアラブル端末であればフェイディングをする必要もなく、ずっと自然に使い続けられるのでよいですね。この方の場合は、セルフモニタリングとして使用していますが、知的障害が強い子供に関しては画面が光ったらお勉強などの課題をさせることによって弱化する等の対応をさせることでも大声を出すことを防げそうです。apple watch単体で使用できるようになったらよりよいのですが…。

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『保育所から療育施設に通う障害児、施設がお迎えするのはダメ? 東京都の曖昧対応に疑問の声』(記事)

https://sozai-good.com/illust/school/kindergarten/71203

障害のある未就学児が歩行や言葉の訓練を受ける療育施設「児童発達支援事業所(児発事業所)」の利用者の送迎を巡る東京都の対応に、事業所運営者から疑問の声が上がっている。児発事業所と保育所に子どもを通わせたい親の希望に応えるため、保育所からの送迎をしたい事業所があるが、都は送迎については消極的で、可否の問い合わせに明確な方針を示さない。事業所運営者は「送迎しないと通えない子もいる。曖昧な運用はやめてほしい」と指摘する。 

https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/hoiku/23524/

  送迎があると保護者は安心して任せられますね。ただし、公的療育は能力を伸ばすところではなく、発達を見守るところなので保護者抜きで通うと意味が薄くなるのではというようにも感じます。それよりも保育園に専門家が来て集団の中で行動できるように指導できるようにしてほしいです。

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『子どもの車内放置を警告、装置義務化の新法発効 イタリア』(記事)

https://www.photo-ac.com/main/detail/262783?title=%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88

(CNN) イタリア政府は14日までに、自動車の車内に子どもを置き去りにしたなどの場合、運転手に警告を発する装置の常備を義務づける法律を発効させた。
  高温下の車内に子どもを放置し、熱中症などで死亡させる悲劇の防止策。同国は2018年、類似の死去が複数発生した際、今回の法律が提案されていた。

https://www.cnn.co.jp/world/35145429.html

 「気を付ける」のではなく、「方法の変更を求める」というのは素晴らしいですね。日本でも発売を望みます。

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リリエンベルグのクリスマスケーキ予約

 一年で一番の楽しみであるリリエンベルグのクリスマスケーキを今年も無事予約できました。ちなみに去年はこんな感じでした。

 今年もあと少しですが、ケーキを楽しみに頑張ります!

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癇癪行動は出なくなって終わりではない(自閉症療育)

https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E7%99%87%E7%99%AA&srt=dlrank

 自閉症スペクトラム障害等の発達障害児が日常の中で泣く行動、暴れる行動、攻撃行動等の癇癪行動を消していくことは、家庭内療育を実施する上で非常に重要です。ですが、日常的に怒らなくなったからと言ってそれで安心はできません。怒ることが少なくなれば少なくなるほど、怒って落ち着く機会がなくなるから、たまに怒った時大爆発する機会があるからです。

 ですから、怒らなくなってからも怒ることに対する介入は続けていかなければいけません。具体的には以下の通りです。

  1. 課題を実施していくこと
    課題を実施していくことはその都度、子供に負荷をかけていることを意味しています。ですから、解く問題数が多くなるたび子供は我慢強くなっていきます。
  2. 基準を厳しくすること
    癇癪に対する基準を厳しくしていきます。例えば、最初は泣く行動に対して着席や起立といった課題を実施しますが、大声を出してもそのような課題を実施します。

 このようにすることで、癇癪を常に消していくことができます。

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お箸の指導方法を変更中です 

https://www.photo-ac.com/main/detail/746584?title=%E3%81%8A%E7%AE%B8%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A4%E5%AD%90%E4%BE%9B

 お箸のトレーニングは今まで、箸を大人が持たせて子供が箸を動かすことを最優先で行ってきました。ですが、問題点としてなかなか子供が箸を自分で持てないということがありました。

 よって、最近は箸の持ち方をスモールステップで教えていく方法に変更しました。指導方法がきちっと決まったらまたこちらでも説明していきます。よろしくお願いします。

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『うちの子はもしかしてADHD?自分の子どもの性格や行動に不安を感じる親は半数を超えていた』(記事)

https://1.bp.blogspot.com/-9kw-I0FMGFU/Whu2Z96pVdI/AAAAAAABIhg/un4EHMS011MrFYRXXSmSbLIeyCQEgatYgCLcBGAs/s800/kids_ochitsuki_nai_boy.png

そこで今回ご紹介したいのが、株式会社nanairoが幼児から小学校低学年の子どもを持つ保護者に行なった「子どもの性格としつけに関する意識調査」のアンケート調査です。こちらによると、自分の子どもに対して「性格や行動に不安を感じたことがある」と答えた人は、54.8%。半数以上が何かしらの不安を感じていることが分かりました。

https://news.nicovideo.jp/watch/nw6156177

 調査結果を見ると、不安を感じた人の51%が子供の落ち着きがない、47%が集中力がないと回答しています。つまり、子供の25%近くは落ち着きがない、集中力がないという親の悩みがあるということです。成長に伴って改善しなかったらADHDと診断されますが、低年齢児に多くの子供は同じような症状を持つことを証明する調査となっていると思います。

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コンプライアンスが高いと学習効率が落ちることがある(自閉症療育)

https://www.photo-ac.com/main/detail/1870336?title=%E5%8B%89%E5%BC%B7

 コンプライアンストレーニングを実施した、コンプライアンスが高い子供に対して勉強を指導する場合、効率が落ちることが度々あります。

 皮肉なことですが、コンプライアンスが高いと

  • 長時間勉強をし続ける
  • 着席行動や起立をし続ける

ということを嫌がりません。こういった場合、「正解するまで勉強を続ける」といった指導方法をしてもなかなか正解をしません。つまり、勉強時間や着席行動といった嫌子を避けるために頑張って学習をするということができなくなってしまうのです(嫌子による強化)。こういった場合、試行錯誤を増やしていくといったことで学習効率をまた上げていくといったことが求められます。

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自閉症スペクトラム障害児がABAを受けるべき10の理由

https://www.photo-ac.com/main/detail/473891?title=%E7%AC%91%E9%A1%94%E3%81%AE%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%9F%E3%81%A1

 海外の記事に自閉症スペクトラム障害児に対してABAを実施すべき10の理由というものがありました。

  1. ABAは他の介入法よりエビデンスがしっかりしているから
  2. 自閉症スペクトラム障害児は人間であるから
  3. ABAは自閉症スペクトラム障害児を育てる親を助けるから
  4. ABAは夜に起きずに寝ること、お風呂に入ることを教えられるから
  5. ABAは期待できない政治に対する防御策として有効であるから
  6. ABAは自閉症スペクトラム障害児に対して友達の作り方を教えるから
  7. ABAは自閉症スペクトラム障害児の強みや好みを先生や親に教え指導に生かすから
  8. ABAは自閉症スペクトラム障害児の親に今現在の行動に対する対処方法を教えるから
  9. 自閉症スペクトラム障害児の親はいつか死ぬから
  10. ABAは自閉症スペクトラム障害児に対して最善の自身の保守方法を教えるから

 訳がところどころおかしいかもしれませんが、いろいろな視点があって面白いですね。

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『 発達障害をもつ子、不安や困難を経験…神戸大ら調査』(記事)

https://www.photo-ac.com/main/detail/244533?title=%E7%B4%85%E8%91%89

発達障害をもつ子どもの不安が高く、持たない子どもに比べてより困難さを経験していることが、神戸大学らの共同研究グループの調査結果より明らかになった。

 自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如多動性障害(ADHD)、(限局性)学習障害(LD)、知的能力障害(ID)といった神経発達障害(発達障害)をもつ子どもは、「いろいろなことを怖がる」「心配が多い」といった高い不安をもつことが海外の研究において明らかになっている。しかし、これまで日本の発達障害をもつ子どもを対象に、日常的な生活場面での不安の高さを調査したものはなかったという。

https://news.biglobe.ne.jp/trend/1030/res_191030_3175510347.html

 はぁという調査です。発達障害の診断が下りている時点で日常に何らかの問題が生じています。つまり、「日常生活に支障があり発達障害と診断された子供はほかの子供より困難が多かった」という当たり前の調査結果になります。まず、発達障害の診断がテストバッテリーを組んでしっかりとしているのかという突っ込みも入ります。

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文字を書くスモールステップのよい例

https://www.photo-ac.com/main/detail/326080?title=%E5%8E%9F%E7%A8%BF%E7%94%A8%E7%B4%99%E3%81%A8%E9%89%9B%E7%AD%86

 文字を書く練習はどのような順番で行っていけばよいでしょうか?実はとてもよい例がネット上に掲載されています。

 それは、ヨコミネ式教育法のホームページに掲載されています。

 この順番の素晴らしいところは、ひらがなを先に練習することを拘泥するのではなく、カタカナ、漢字を含めたスモールステップでの指導方法になっていることです。これが無償で公開されているということはすごいですね。

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