自閉症療育、使わないスキルはすぐに忘れる

自閉症スペクトラム障害の子供に家庭療育で様々な課題を教えることは可能です。
ですが、せっかく教えたとしても
忘れてしまう課題があります。
それは、日常では使用しないスキルです。
日常で使用しない=使う機会がないので忘れていきます。
自閉症児にせっかく教えても忘れる課題は
- 物の名前
- 物の種類わけ
- 物の機能
- 物事の順序
- 色、形
- 大きい/小さい等の区別
- 折り紙
- ハサミ
等です。
これらは発達検査の検査項目に含まれるため、練習されることがあります。
ですが、前述の通り教えても忘れる可能性が高いので練習する必要性は低いです。
自閉症児に教える課題は忘れないようにするため、
- 教えたらどの場面で使うか
- できたら現実の生活はどう変わるか
を考えた上で決めなければなりません。
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