ブログ

エクスポージャー+フラッディングの手続き③-1(プロンプトフェイディングの実施)

エクスポージャー+フラッディングの手続き3つめはプロンプトフェイディングしていくことと、徐々に苦手なことにしていくことです。

まずプロンプトフェィディングを実践させる段階での注意点は以下の通りです。

エクスポージャー+フラッディングにおけるプロンプトフェィディングの手順

  1. 身体プロンプトにより即座に行動させる
    身体プロンプトを使用して子供が即座に苦手なことに触れるようにしていきます。この工程を続けると子供が抵抗なく苦手なことに触れることが増えてきます。注意点としては行動を強制するので、苦手なことをより細かいスモールステップにすることで過度の負担を子供にかけないようにすることです。
  2. 身体プロンプトをフェイディングする
    身体プロンプトで自ら行動することを教えていくと子供が段々と一人で行動するようになります。よって、行動に即座に従わない時、途中でためらう時等に身体プロンプトを使用し、それ以外は自分でできるようにします(トータルタスクの一種)
  3. 音声指示のみで指示に従えるようにする
    音声指示のみで子供が苦手なことに自ら触れあうようにしていきます。この段階に行けば幼稚園等で苦手なことに挑戦することが期待できます(場面般化)。

Back

お問い合わせ