癇癪行動のタイムアウトによる強化を防ぐために
前述の通り、泣いたり暴れたりする行動に対してタイムアウトを行うと返って癇癪行為が強化されることがあります。
これを防ぐためには、解放するまでの時間を工夫することが必要です。
このように、癇癪行為が収まって即座にタイムアウトを終了すると癇癪行為が強化されてしまうことが多いです。これは
- 単純に息継ぎ等で泣き止んだだけ
- 癇癪行為があってすぐにタイムアウトが終わる
ことが原因です。これを防ぐためには、連続で癇癪行動が出現した場合は、解放するまでに必要とする泣き止む時間を長くすることが有効です。
このように、時間を長く設定していくことによって連続して泣いてしまった場合でもなく行動が強化されることなく弱化できます。