自閉症のこだわり行動への従来の対応①(他行動分化強化)
自閉症スペクトラム障害のこだわり行動への従来の対応一つ目は他行動分化強化を使用する方法です。
この子供の場合、お菓子を潰してから食べる行動が出現しており制止されると起こっているので消すべきこだわり行動です。ただ、この他行動分化強化は反応阻止も使用しており、行動を大人が制止して(身体プロンプト)止められたら好子を与えて強化しています。この方法だと、自発的にこだわり行動をやめることは難しくなってしまいます。
メリットは子供に負担が少ないです。デメリットは好子が強力でない場合は他行動分化強化が使えないということがあります。