PRTの言語トレーニングの注意点⑨(遊びの中でのアイコンタクトは自発性を求めない)
PRTの遊びの中でもアイコンタクトの練習を実施していきますが、その際自発マンドトレーニングのように子供が自発的にアイコンタクトすることは求めません。それは以下の理由からです。
①遊ぶという好子では普段使っているおもちゃ使用することが多くお菓子等の好子に比べて効果が弱いため、自発的アイコンタクトを待つと子供が遊びを諦めることが多い。
②遊びを教えること自体も課題になるため、できるだけ課題を簡単にする。
これらのことから遊びの中でのアイコンタクトは待つのではなく、こちらから子供の名前を呼ぶことで実施していきます。
動画の様にこちらから子供の名前を呼ぶことでアイコンタクトをさせ、それから要求に応じるようにします。名前を連呼することは構いませんが、アイコンタクトをしやすいようにしゃがむ、顔を近づけるといったことはしないように気を付けましょう。