自発マンドトレーニングの注意点⑭(好子がもらえるまでマンドを繰り返している場合は直す)
好子がもらえるまで、マンドを連呼してしまう子供がいます。例えば、以下の様なやり取りです。
子:おかしちょうだいゴミ箱へ移動
大:「おかしちょうだい」!あげるよ
大:(お菓子を出そうとする)
子:おかしちょうだい
大:はいはい、あげるよ
子:おかしちょうだい
大:待ってね
といったやり取りです。これは、大人がその都度反応してしまっているため、マンドを連続で言うことが強化されているからです。一度適切なマンドが言えたら、それ以外のマンドは適切であっても無反応で対応しましょう(消去と同じ対応です)。
子:おかしちょうだい
大:「おかしちょうだい」!あげるよ
大:(お菓子を出そうとする)
子:おかしちょうだい
大:…
子:おかしちょうだい
大:…
大:はい、どうぞ
こうすればマンドを連続で言うことはなくなります。