自発マンドトレーニングの注意点④(子供の試行錯誤を待つ)
新しいマンドを教える時もまずは自発で何かしらのマンドを言うまで待ちましょう。何かマンドが出たら正しいマンドを教えましょう。
例えば、風船を持ってきた子供に対して(「ふくらませて」というマンドはまだ知らない)
大:真似して「ふくらませて」
子:ふくらませて
と最初に教えてしまうのではなく、
子:ちょうだい(間違ってもマンドを自発で言う)
大:真似して、「ふくらませて」(正解のマンドを教える)
子:ふくらませて
といったやり方です。このように、子供に教えてから言わせるのではなく、子供自身に試行錯誤させることで言葉の柔軟性や自主的発語を促すことができます。