苦手なことを克服する新しい方法③(エクスポージャー+フラッディングの原則)
エクスポージャーとフラッディングを組み合わせる方法の詳細は以下の通りです。
- 物的好子を使用しないで教える
食べ物などの物的好子を使用すると、保育園等の家以外での苦手な行動に対する反応が改善されません。よって、物的好子を一切使用せずに教えます。そうすることで般化を促進できます。 - スモールステップ化した苦手なことに慣れさせる
フラッディングのように最初からとても嫌な状態に慣れさせていこうとすると子供への負担が大きくなってしまいます。よって最初はとても簡単なことから練習していきます。 - 大人が主導して苦手なことに慣れさせる
子供が苦手なことに挑戦することを待っていると逃避行動をして行動をすることに時間がかかることがあります。この場合、大人が主導してすぐ行動させることにより、子供がすぐ苦手なことに取り組めるように教えられます。 - 子供自ら苦手なことを克服するように教える
大人が子供に苦手なことに慣れることを一方的にやらせるだけでは子供が自ら行動することを教えられません。よって、子供自身が苦手なことに慣れるように積極的に動けるように教えていきます。
以上です。