PRTの言語トレーニングの注意点⑩(PRTでのアイコンタクトは2種類)
前述の通り、PRTでの言語トレーニング時には自発アイコンタクトを求めません。次の2パターンのアイコンタクトがあります。
1.大人が子供の名前を呼ぶ前に自発的に子供がアイコンタクトをした場合
2.大人が子供の名前を呼んでアイコンタクトをした場合
1の場面は以下の通りです。
自発的にアイコンタクトをしても子供が無言である場合に要求に応じてしまいますと、要求時にしゃべらなくなることが多くなり、自発マンドの練習に悪影響を与えてしまいます。よって、自発アイコンタクトがあっても自発発語がない場合は要求に応じません。その場合は発語を待ち、もしアイコンタクトが逸れてしまった場合は、名前を呼んでアイコンタクトを取り直します。
アイコンタクトのみ、もしくはアイコンタクト+発語で要求に応じます。詳しくはまた後ほど説明します。