カフェでの勉強や仕事は他の人に見られていると思っているから?
時折カフェで本を読んだり、パソコンを開いたりしている人がいます。なぜこんなとこで?というように思う人もいるのではないでしょうか。これは、コーヒーを飲みながらそのような仕事をしたい、気分転換に外で仕事をしたいという人以外に、このほうが仕事が捗るという人がいます。これはなぜでしょうか。
私は一種のリアクティビティー効果が働いていると感じます。他人から見られることを意識することでパフォーマンスがよくなるということがあるのではないでしょうか。
では次に、人気の高い「スタバなう」についても見てみよう。こちらも平日を中心に相当な量のツイートが確認できた。では、スタバ(スターバックスコーヒー)と同じ業態のドトールコーヒーで同様の検索をしてみたらどうだろう。
結果は、驚くべきものだった。「ドトールなう」のツイート数は、「スタバなう」の数分の1しか発生していないのだ。スターバックスコーヒーが約950店舗、ドトールコーヒーが約1100店舗と、ドトールの方が多いにも関わらず、である。
同じコーヒーを飲んでいるのに、そしてドトールの方が店舗数が多いのに、「スタバなう」は「ドトールなう」よりも数倍もチェックインツイートが多い。この不可思議な現象から、なぜ私たちが位置情報を友達と共有するのか、ユーザーの深層心理が見えてくる。(中略)
これらの場所にチェックインするユーザーの心理は、「今、自分がいる場所を友達に知ってもらい、『いいね!』やコメントをもらいたい」というものだ。つまり、自分が誰かとつながっている社会的欲求を満たしたいのだといえる。
https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO3110120029052018000000?page=3
このようなデータからも、「スターバックスでパソコンを使って仕事をする」ということが、自宅やファミリーレストランで仕事をすることよりも人に注目してもらう効果があることがわかります。