自閉症スペクトラム障害」タグアーカイブ

自閉症とMMRワクチンの関係を示唆した映画、公開中止

(出典:かわいいフリー素材集いらすとや

以前にブログで取り上げた映画ですが、配給会社からの発表です。

映画『MMRワクチン告発』(原題:Vaxxed)日本配給会社のユナイテッドピープル株式会社より、本作の劇場公開中止の発表をさせていただきます。本作の公開を楽しみにされていた皆様、プレス関係者の皆様並びに劇場関係者の皆様には公開2週間を切っての急な公開中止となりご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。チケットをすでにご購入の皆様におかれましては、劇場窓口でご購入のチケットは劇場にて、メイジャー様でオンライン購入された方はメイジャー様にて、それ以外の皆様におかれましては、弊社より返金手続きを行います。こちらより、ご連絡くださいますようよろしくお願い申し上げます。弊社では配給会社メッセージとして「MMRワクチンと自閉症の因果関係の有無について科学的な証明がなされていないことを承知しておりますし、ワクチン接種に反対ではありません。ワクチン接種の重要性を認識しつつ、上記の理由に加え、本作の以下の点に合理性があると判断し、日本公開を決定しました。

・MMR(新三種混合)ワクチンの安全性について追加調査や研究が必要である
・安全性が確認されるまで、単独接種を推奨する」
と発信しました。しかし、以下に説明する理由の通り、公開中止の決断を致しました。

詳細は引用元を参照していただければよいですが、かいつまんで言うと監督が配給会社に伝えていたことと現実の乖離があったとのことです。

何はともあれ、よかったです。

 

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自閉症児のためのオンライン保育園/幼稚園を始めました

(出展:かわいいフリー素材集いらすとや

9月からオンラインの保育園/幼稚園を開始しました。

  1. 参加対象者
    3歳から小学校低学年ぐらいまでです。
  2. 内容
    名前を呼ばれて返事をする、立って歌を歌う、ダンスをする、座って話を聞くといったことをオンラインのビデオ通話によって実施します。
  3. 目的
    保育園、幼稚園での生活に慣れることや、先生の音声による一斉指示に従えるようになることを目的にします。
  4. 時間
    火曜日の19時~19時半です。
  5. 料金
    1回400円~700円(参加者数によって異なります)です。
  6. 参加方法
    こちらからご連絡ください。ZOOMを使用しますのでパソコンやタブレットにインストールしてください。
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幼少期のABA療育はトラウマになる??(自閉症スペクトラム障害)

(出典:GAHAG

子供に対する早期のABA集中療育は「後にトラウマになる」「母子関係が壊れる」といったことを言う人がいます(残念ながら同職である臨床心理士が多い印象です)。これは本当なのでしょうか??

ということで調べてみました。

Pubmedで「”Applied behavior analysis” “trauma”」で調べました。結果は7件出ましたが、療育の結果トラウマが起きたというものではなく、トラウマを治療するにはどうすればよいかというものでした。

Ciniiでも調べました。ですが、療育でトラウマが発生するといった論文は確認できませんでした。この場合、「ではABA療育でトラウマにならないという証拠を出せ」というのは悪魔の証明になりますので無理です。よって、ABA療育によってトラウマが生まれる、母子関係に困難が生じるというのはデマです。

では、なぜこのようなことが言われるかは心理特有の”メンタリズム”という考え方が関係しています。メンタリズムの定義は以下の通りです。応用行動分析学からの引用です。

このアプローチでは、行動の次元とは異なる、メンタル、すなわち「内部の」次元が存在すると仮定する。この次元は通常、神経系という特性、ないしは、心的、精神的、主観的、概念的、または仮説的な特性を表している。メンタリズムではこの次元における現象が行動のすべてとまでは言えないにしても、少なくともその一部については、行動の直接の原因になるか、少なくともそれらを媒介するもの、とさらに仮定する。(P.20)

つまり、療育をすることで、内部の次元に問題が起き、トラウマなどが起きるのではないかということを考えるわけです。また、メンタリズムは説明的虚構によって構成されています。

しばしば観察された現象をそれによって説明すると主張する当該の現象の別名という形式をとり、その現象の機能的説明や理解には何ひとつ貢献しない。例えば、ある生命個体がなぜ点灯して食物が入手できるとき挺子を押し、なぜ消灯していて食物が入手できないとき挺子を押さないかを、「知能」や「知的認識」を使って説明する場合のように。(P.1144)

なかなかわかりづらいと思いますが簡単に言うと、現実にはあるかどうかわからない現象(明確には測定することができない行動)をトラウマや母子関係といった名称をつけて説明するけれど、実際の問題の解決に何の役にもたっていない状態です。

ABA療育というのは文句をつけられやすい方法です。私の担当したお客さんがABA療育に対して今まで臨床心理士等に言われたこととしては以下のようなことがあります。

  • 今よくなっても思春期以降にトラウマが起こります
  • ABA療育を実施している日の翌日の療育はすごく調子が悪いです(本当かどうか確認してもらうため、ABA療育を実施した日を療育先に伝えたら全く当たっていませんでした)
  • 今は親子の絆を深める時だから、無理に療育を行ったら母親を信用しなくなりますよ。
  • 動物と同じ訓練をしたら虐待です。
  • 指示をされないと動けないロボットのような子供になります。
  • ABA療育をしているのであれば公的療育には来てほしくないです。

これらの言葉が同業者から出ているのは悲しい限りです。

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『報酬改定揺れる「放課後デイ」…多くの事業所減収、障害の度合いで差』(記事)

(出典:PENTA

YOMIURI ONLINEの記事です。

 新たな仕組みでは、障害の重い子を多く預かる事業所を「区分1」、軽い子が多い事業所を「区分2」と分けて、報酬に差をつけた。基本報酬は「区分1」は3~5%減、「区分2」は10~12%の減となる。

 「ゆめの森」には比較的重い子が多く、花木さんは「区分1」になると予想した。しかし、市から届いた通知は報酬の低い「区分2」だった。花木さんは再判定を要請。市が改めて保護者に聞き取りを行い、「区分1」となった。それでも新たな報酬体系では今年度は約100万円の赤字になりそうだという。

 市町村からの聞き取りを受けて落ち込む保護者もいる。10歳の息子が「ゆめの森」に通う母親(39)は「親としては『できるようになったこと』を喜びたいのに、『できないこと』を伝えないといけないのがつらい」と話す。

企業の参入等も多かったので、このような報酬減は予想できました。ガイドヘルパーの報酬も同様の経緯で減らされた過去があります。
毎日新聞の少し前の記事にこんなことがかかれていました。

京都市は28日、障害のある小学生らが通う「放課後等デイサービス」の事業所「くるみの森山科3号店」(同市山科区)で今年4月ごろ、管理者的立場の40代の女性マネジャーが障害児1人の頭を平手打ちする虐待をしていたと発表した。同事業所を含む市内の4事業所で1040万円の不正請求もあったとして、運営会社「プレイズコンフォート」(福井市)を10月31日付で指定取り消し処分とした。刑事告発も検討する。

このようなことも起こっているので、精査は必要ですね。

ですが、障害の重い子供を預かるほど報酬が増えるという記事を読んだ時に「ブラックジャックによろしく」の話を思い出しました。

 

(出典:佐藤漫画製作所

このように、いかによりサービスをしたかではなく、何を具体的にしたかということで点数が決められてしまうことは必ずしも質の向上につながらないと思われます。

同様に、家庭内療育を身銭を切って頑張ったご家庭ほど、療育手帳の判定が軽くなって助成金が減らされてしまうこともやるせなさを感じることが多いです。

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『親いなくても18歳になれば… 退所後に待つ厳しい現実』(記事)

(出典:来夢来人

神戸新聞の記事です。

 児童養護施設「尼崎市尼崎学園」(神戸市北区)の子の半数は軽度の知的障害や発達障害、それに似た特性がある。コミュニケーションが苦手だったり、冗談が通じなかったり。「一見、障害があるって分からず、社会では変わった人と見られる」。そんな子たちは、トラブルや壁にぶつかったとき、自分一人で乗り越えることが困難だ。お金の管理など、生活するには大人の支援が必要となる。

そのため退園後の進路は限られ、障害者が共同で生活するグループホームに入ることになる。

何とか仕事に就けても、多くは障害者雇用で非正規。給料は上がらず、ステップアップがないまま年齢を重ねる。そもそも給料だけでは暮らせず、生活保護に頼るケースがほとんどだ。自由に使えるお金はほとんどなく、所帯を持つことも難しい。それでも、専門性を持った職員が支えてくれるグループホームは生活が安定し、安心して送り出せるという。

「一番厳しいのは、障害の手帳はなくてもグレーゾーン、もしくは社会にうまくなじめないケースなんです」

障害を抱える者が高等部卒業後になかなか行き場がないのは、保護者がいてもなくても同じです。ただし、家で保護者が面倒をみながら作業所や授産所に通える分、このような施設育ちの者よりは選択肢が多くなります。

しかし、問題行動が酷い場合や保護者が高齢になった場合は施設入所になってしまうことが多いです。そういったことを考えると家事はある程度できるようにしておいたほうが将来的な自由があると思われます。例えば、グループホームに入るのではなく、ホームヘルパーの力を借りながら一人で生活する等です。

私は常に療育のゴールは「就職及びある程度の自立した生活」であると考えています。「就学まで頑張ればいい」といった短期的な視点ではない支援をすることが重要です。

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自閉症児に教えてはいけない言葉

(出典:GATAG)

自閉症スペクトラム障害児に対して療育を行う時に、初期には教えるべきではない言葉があります。それはなんでしょうか。

答えは「わかりません」「もう一度言ってください」「手伝って」です。

これらは非常に便利なので課題を簡単にしたり、大人の手助け(プロンプト)が出るようにしたりする言葉です。便利だからこそ、これらを多用する可能性があります。例えば、間違えることを嫌がる子供は「わかりません」を連発することによって新規の課題に対する試行錯誤をゼロにします。

このようなことが起これば、効率的な学習や自助スキルの獲得が遅れます。よって少なくとも小学校に入るまでは教える必要はないと感じます。

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『発達障害のある子どもたちが旅客機の搭乗体験 成田』(記事)

(出典:PhotoAC

NHK NEWS WEBの記事です。

慣れない環境のもとではパニックなどを起こす不安があるとして空の旅を諦めていた発達障害のある子どもとその保護者に、旅客機の搭乗手続きなどを体験してもらう取り組みが国内では初めて成田空港で行われました。

発達障害の子どもの中には、慣れない環境に置かれると緊張したりパニックになったりする子どももいて、空港や旅客機の利用には不安があるとして空の旅を諦める家族が少なくありません。

今回の取り組みは、成田空港会社と全日空が発達障害のある人などで作る団体の呼びかけに応じて国内の空港では初めて行い、合わせて54人の子どもとその保護者が参加しました。

発達障害の子どもを安心させるためには、丁寧に説明しリラックスしてもらうことが大切だということで、搭乗前の保安検査では、航空会社のスタッフが「危険なものが紛れ込んでいないか見つける大切な作業です。驚かないで検査を受けてください」と伝えていました。

また、旅客機に乗ってもらう体験では客室乗務員がシートベルトのつけ方やトイレの使い方について説明したあと、実際に空港内で機体を走らせました。客室乗務員は優しく声をかけながら、子どもたちが揺れに不安を感じることのないよう気を配っていました。

三重県から参加した38歳の母親は「スタッフがサポートしてくれてよかった。今後、空の旅も旅行の選択肢にしたい」と話していました。

全日空の客室乗務員、庄賀里佳さんは「わかりやすい説明などを心がけ、発達障害のある人や家族に出かける喜びを感じてもらいたいです」と話していました。

空港での課題と支援の動き

今回の搭乗体験を呼びかけた発達障害のある人などで作る団体「日本発達障害ネットワーク」によりますと、発達障害のある人は、ふだんとは異なる慣れない場所に来ると緊張したり、パニックを起こしたりする場合があるということです。

日頃から使っている鉄道やバスなどについては問題なく利用できる一方で、空港を訪れて旅客機に乗る機会は少ないため、耳慣れないアナウンスや複雑な搭乗手続きに不安があるとして空の旅を諦める家族も少なくありません。また、空港側に発達障害についての理解が浸透せず、適切なサポートを行う態勢が整っていないことも課題の1つとして挙げられています。

こうした中、成田空港会社などでは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは国内外からさまざまな人が空港を訪れることを見据えて、誰にでも快適に過ごしてもらえる環境作りを進めようと、スタッフが参加した勉強会を開催するなどして発達障害のある人の支援に乗り出しました。

今回の取り組みはその一環で、成田空港内には幅1メートル50センチ、高さ1メートル80センチの箱形のスペースを設け、旅客機に乗る前の家族が落ち着いて過ごせる場所も確保しました。成田空港会社では、こうした設備を今後、増やすことも検討していきたいとしています。

日本発達障害ネットワークの橋口亜希子事務局長は「発達障害のある人は、慣れない空港でも搭乗手続きの流れを予習したりスタッフが丁寧にサポートしたりすれば、落ち着いて旅行に行くことができるようになる。全国の空港で今回のような取り組みを進めてほしい」と話しています。

参加した親子は

東京 北区に住む高梨仁美さん(32)と長男の侑希人くん(7)は、今回の取り組みへの参加をきっかけに空の旅に挑戦したいと考えています。

発達障害のある侑希人くんは、自分の気持ちを言葉で説明するのが苦手なうえ、慣れない環境では、じっとしていられないこともあるということで、仁美さんは、周りの人に迷惑をかけてしまうのではないかと、これまで、旅客機を使った家族旅行は諦めていました。

しかし、空港や旅客機に慣れることで、侑希人くんの可能性を広げたいと取り組みに参加することになり、13日は、航空会社などから送られてきたしおりを見て搭乗手続きの流れや機内での過ごし方を親子で一緒に予習しました。

14日の侑希人くんは、空港の保安検査場を通過するのに戸惑う表情を見せましたが、スタッフから検査の方法について丁寧に説明を受け、安心した様子でした。このあと、静かに過ごせる箱形のスペースに入ってみたり、子どものために準備された遊び場で滑り台を滑ったりしてリラックスしていました。

一方、機内での搭乗体験では、狭い座席に緊張し、周囲を気にするようなところもありましたが、客室乗務員から飲み物やおもちゃをもらい次第に慣れていきました。

体験を終えた母親の仁美さんは「スタッフの優しい対応もあり、息子も落ち着いていたと思います。本人よりも自分が壁を作り諦めていたところもあるので、次はぜひ、実際の空の旅に挑戦したい」と話していました。

素晴らしいことだと思います。苦手だからこそ練習回数を多くすれば馴れていく可能性が高いです。これに加え、減圧による耳の不快感を経験できればよいですね。他に、自閉症スペクトラム障害児が苦手なことで、なかなか家での練習が難しいことは
  • 歯科医院での治療
  • エアータオル
  • 耳鼻科の治療、検診
  • MRI等の検査器具

等があげられると思います。これらも練習の場面が作られるとよいですね。

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『自閉症の女の子のほうが深刻になってしまう』(記事)

(出典:かわいいフリー素材集いらすとや

たーとるうぃずの記事です。

新しい研究では、自閉症の女の子は、男の子とは異なる症状を示すことを示唆しています。

自閉症の女性が経験する社会的な困難のいくつかが、診断をする際には隠れてしまうのです。

「私たちの調査研究では、自閉症の男の子よりも女の子のほうが日常生活において困難をかかえることが多くなります。」

アメリカ健康保険の自閉症スペクトラム障害研究センターのアリソン・ラット博士はそう言います。

男の子と同じ現行の診断基準では、診断時に把握することができなかった社会的な困難につながる症状が女の子には存在します。それが、放置されて深刻な影響をもたらしてしまうのです。

自閉症の女の子は、診断のときに、隠してしまうのです。

アリソン博士らによる研究では、同じ年齢、同じIQ、同じ学年の自閉症と診断された男の子と女の子を比較しました。

「この研究は、性別が自閉症の症状にどのように影響を与えるのかを、できるだけ同じ条件にした上で比較する最初の研究となります。

現在の診断方法は、幼い男の子を診断するのには効果的ですが、女の子にはそうとは言えないのです。」

自閉症スペクトラム障害研究センター長で共同研究者のローレン・ケンワーシー博士はそう言います。

「正しく診断できることは、早く行うほど効果的になる療育のことを考えれば、重要な問題となります。

自閉症の女の子を可能な限り早く、正しく診断する方法を見つけて、それを提供する必要が私たちにはあります。」

社会的な困難やコミュニケーションにかかえる問題を、自閉症の女の子は隠すことができます。

しかし、それには限界があるのです。

他の女の子と同じように10代の女の子たちがかかえるプレッシャーをうけて、自閉症の女の子は、自分を他の子たちに混ぜ入れ、真似をして、うまくやっていこうとしますが、長く続けることはできません。

アメリカ国立衛生研究所の自閉症研究センターから1100万ドル(約12億円)の助成金を得て、ジョージ・ワシントン大学の自閉症と神経発達障害研究センターとの協同で、この自閉症の男の子と女の子の違いの研究は引き続き行われます。

自閉症の女の子や成人の女性、成人の男性も含めてより正しく診断できるようにするために、新しい診断基準が開発されることが期待されています。

療育は早く行うほど効果がある。

そうであれば、早く正しく診断されることは本当に重要です。

自閉症などの発達障害は脳が男性すぎる、男性脳のために起きるという考え方が古くにはあったそうです。

そのため女性は自閉症にはなりにくいとも。

私も女性は少ないと聞いていました。

しかし、それは間違いであると今はわかっています。女性の方も少なくはありません。

男性と女性では、自閉症の症状が少々違うのだそうです。

これまでの男性基準、男性の自閉症向け診断項目では、女性はすり抜けてしまって確認できなかっただけでした。

研究を行い、正しく理解をしていくことは本当に重要です。

これが当てはまるのは比較的知的能力が高い自閉症スペクトラム障害のようです。現在、障害の男女比率は3:1ぐらいなので女性の自閉症が少ないというのは間違いではないです。

ギフテッドの子供も、女性のほうが能力を隠す傾向にあるということが以前研究で挙げられていたので、同様のことが起こっている可能性があると思いました。

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『放課後デイサービス「アニメ見せるだけ」? 国が対策へ』(記事)

(出典:GATAG

朝日新聞の記事です。

 障害のある子どもを預かる「放課後等デイサービス」が急増している。開設の条件が緩いこともあって新規参入が相次ぎ、5年間で4倍以上になった。その半面、質の低下への懸念が強まっており、厚生労働省が対策に乗り出した。

千葉県船橋市にある発達障害児向けの放課後デイ「STEP(ステップ)」は2016年10月に開設された。ビルの2階、約70平方メートルの部屋に特別支援学校の子どもらが通う。

月に1度の調理実習日。子どもたちはエプロンをつけ、フルーツサンドづくりに挑戦した。ジャムをうまく塗れなかったり作業が遅れたりしても、職員は「おいしそう。上手だね」と励ましながら見守る。

2時間ほど過ごし、午後5時半に送迎車でそれぞれの自宅に帰る。施設管理者の石毛利枝さん(52)は「自分に自信が持てず息苦しくなりがちな子どもたちが、達成感や自己肯定感を得られるように支援する場所」と説明する。

障害のある子どもは一般の学童保育では対応が難しいため、放課後デイは共働き世帯のニーズが高い。2人の子どもを預けるパート女性(41)は「以前は働くことをあきらめていたこともあった。預かってもらっている間に働けるようになって助かる」と話す。

放課後デイが児童福祉法で制度化された2012年度初めは2540事業所だったが、昨年4月時点には1万613事業所になり、約16万人が利用する。

だが、放課後デイの事業者でつくる「障害のある子どもの放課後保障全国連絡会」には苦情も集まっている。本来は生活能力を高める訓練をする場所のはずなのに、「アンパンマンなどのアニメ番組を見せているだけ」「送迎で2~3時間を費やし、放課後デイにいる間はおやつを食べさせるだけ」といった内容だ。

複数の事業所を利用してきた小学6年の女児の母親(50)は「職員が少なく、子どもが放置されているように感じた施設もあった。娘も行くのを嫌がっていた」と明かす。小学4年の男児を通わせている母親(49)は、アニメを見せるだけだった日もあるとして、「テレビ依存にならないか心配だった」と漏らした。

放課後デイサービスは現在、”儲かる事業”として宣伝され、一般企業の参入も多いです。例えば、アート引越センター等です。放課後デイサービスは学童保育での預かりが難しい子供を預かるという役割が大きく、内容は玉石混交のイメージがあります。

記事で紹介されている「自分に自信が持てず息苦しくなりがちな子どもたちが、達成感や自己肯定感を得られるように支援する場所」という考え方に私は疑問を持ちます。意味が曖昧だということもありますが、放課後デイサービスが甘やかす場所になっている可能性があるからです。

「よそで頑張っているから無理をさせないでおこう」というのは一見、常識的な考え方に思えますが「正しくは暴れても対応方法がわからないので放置している」であったり「短時間の預かりであるから甘やかしておいても問題が大きくならない」といったりすることが実際であると感じます。

放課後デイサービスで学校の宿題を行う、学校の宿題がそもそもない子供に対しては基本的な生活習慣(手洗い、着替え、排泄等)を身に付ける場であることが理想だと思いますが、指導者にそれができる人が確保できるかは疑問です。

蛇足ですが、記事で述べられているように「子供が嫌がっているから問題のある施設」というとらえ方は必ずしも正しくはないと思います。子供が楽しんでいける場所は子供に何の負担もなく、わがままが許される場所になっている可能性があるからです。子供が嫌がっていても子供が必要なスキルが身につく場所であれば、通う価値があると思います。

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『発達障害や知的障害の人をマンツーマン支援』(記事)

(出典:GATAG

たーとるうぃずの記事です。

カナダのウィンザー大学の学生たちにより行われているプログラムは、発達障害や知的障害の人が運動することを支援しています。

フィット・トゥギャザーというこのプログラムは、エセックス郡の市民健康課とウィンザー大学のアダプティブ・フィジカル・エクササイズ研究チームが協同して行っています。

1週間に2回、マンツーマンで90分間トレーニングを行う、無料の12週間のプログラムです。
これまでに40人が参加しています。

これほど多くの障害の人が参加するプログラムは初めてのものだとケリー・カー博士はいいます。
そして、トレーニングを終えるたびに、目を見張ることがあったと言います。

「確実に変化が現れています。
私たちは、身体の状況を追跡調査しています。

参加した人たちは力がつき、柔軟性も向上しています。
そして、ほとんとの人でウエストサイズと体重が減少しています。

一番いいことは、参加している人は運動することに楽しさを感じることです。
このプログラムを修了した後には、フィットネスクラブの会員になっている人もいます。」

このプログラムでのトレーニングは、エセックス大学の学生とマンツーマンで行います。
心肺機能を高める運動、筋力トレーニング、ゲームなどを行います。

ケリー博士はこのプログラムは、発達障害や知的障害の人たちに求められているものだと言います。

「楽しむこと、レクリエーションの観点から重要なのです。

ここには、発達障害や知的障害の人が参加できるように配慮されたフィットネス施設があり、専門の研究を行っている学生がいるのです。」

エセックス郡の市民健康課のナンシー・ワレスゲロは、このプログラムはこれまでの健康福祉の取り組みを利用できなかった人たちを対象とできるために、とても重要な取り組みだといいます。

「このプログラムに参加した人たちは、より健康的なライフスタイルの習慣を身につけて健康になるだけではありません。

自分に自信が持てるようになります。これが、このプログラムの目的です。

ウィンザー大学との共同して行ったことには大きなメリットがありました。

参加している学生たちのエネルギーや献身的な態度は素晴らしいもので、参加している障害の人たちとも素晴らしい関係をつくっています。」

一緒にゲームをしたり、運動をして、うまくできたときの笑顔は本当に最高です。

私もうちの子の笑顔が見たくて、できそうなことは一緒にしています。

大学の学生さんも、きっとそんな笑顔を見てうれしくなって、学生さん自信も楽しくて、やりがいも感じているんだと思います。

自閉症スペクトラム障害を含む発達障害児者は、食生活が不安定になり肥満や高血圧、高脂血症等になってしまうことがあります。ダウン症候群等の染色体異常も同様です。このように運動を教えてもらうことは健康面や余暇活動支援の両方の意味で非常に重要だと感じます。

 

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『”きたない子育て”がいいことだらけな理由 自閉症にも効果がある「糞便移植」』(記事)

(出典:PhotoAC

PRESIDENT Onlineの記事です。

(前略)

わたしたちの著書『「きたない子育て」はいいことだらけ!』の内容で議論を呼んだのは、マイクロバイオームの変化と自閉症スペクトラム(ASD)の関係について書いた箇所だった。自閉症は世の中の関心と反応が強い分野であり、わたしたちの本に対してもそうだった。

『「きたない子育て」はいいことだらけ!』(B. Brett Finlay/Marie-Claire Arrieta著・プレジデント社刊)

出版後、数人の科学者から、自閉症をマイクロバイオームの変化が引き起こす病気のひとつとすることに対する反論が寄せられた。彼らの言い分としては、これまでに発表されているこの分野の論文はすべて動物実験であり、わたしたちが引用した人間におけるエビデンスは未発表の限定的な糞便移植のケースにすぎないという点だった。

これはまさにわたしたちの問題意識と同じで、そのため本に入れるかどうかについては議論を重ねた。結局入れることにしたのは、発表されている動物を使った研究の質が高かったのと、ASDのお子さんに糞便移植をおこなった親御さんたちと直接対話ができたからだ。

最近、アリゾナ州立大学において、新たな糞便移植の実験が行われた。その結果はわれわれの仮説を裏付けるものであった。この臨床実験において、ASDと診断された18人の子どもたちは2週間にわたって抗生物質のバンコマイシンを投与され、その後12~24時間の絶食のあと腸内洗浄を行い、7~8週間にわたって毎日糞便移植を受けた。この実験では、治療後8週間にわたってASDに関連した消化器系の症状と行動症状を追跡した。まずASD患者によく見られる便秘、下痢、消化不良、腹痛の症状の劇的な改善がみられた。さらに驚くことには治療後8週間たっても行動症状の大幅な改善が続いたことだ。

より長期の実験が必要なのは言うまでもないが、これはASD治療の大きな一歩といえるだろう。実際、この研究のフォローアップとしてより大規模な臨床実験が始まっている。わたしたちは読者がこうした良質な研究の動向に目を向け、それぞれのかかっている医師たちに注意喚起をすることを期待したい。まだこうした治療は始まったばかりで、標準的な治療の一つとなるまでにはさらなる時間と実験が必要だ。

はっきりしているのは、わたしたちの身体に棲みついている微生物が、子どもの健康と成長に重要な役割を果たしているということ、そしてそれが何かを突き止めるための新たな研究が続いていくということだ。この新しい科学の恩恵により、子どもたちはより健やかに育つだろう。微生物たちと仲良くすることがその秘訣である。

ここで述べられているのはあくまで「自閉症スペクトラム障害によくみられる便秘、下痢、消化不良、腹痛の症状の劇的な改善が見られた」と書かれていることです。なのでタイトルが少しミスリードを誘っているように感じます。漢方薬等、自閉症スペクトラム障害の不眠症等に使用するケースは多いですが、肝心の対人コミュニケーション能力の向上等には無関係なので注意が必要です。

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自閉症スペクトラム障害の般化させるべきひらがなの形(ABA療育)

(出典:PhotoAC

以前述べたように、自閉症スペクトラム障害児に平仮名を教える場合は、字体を変えるなどの般化作業が必須となります。平仮名は種類によっては字の形そのものが異なるものもあります。以下の通りです。

これらの平仮名は字の形がそもそも2種類あるので両方とも読めるように般化訓練をしなければなりません。

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『発達障害児を早期に支援 静岡市』(記事)

(出典:PhotoAC

中日新聞の記事です。

 静岡市は、二〇一八年度から発達障害の可能性がある幼児の早期支援に本格的に乗り出す。きめ細かな親子の支援を目的とした「発達支援のひろば(仮称)」を新設し、就学支援につなげたい考えだ。一八年度当初予算に関連予算約三百万円を盛り込む。関係者への取材で分かった。

 発達支援のひろばでは、発達障害の可能性があるとされた子に親が家庭でどう接したらいいかを、保育士や心理士から学ぶ。必要があれば、専門家がいる市の「発達障害者支援センター」(駿河区曲金)と連携したサポートも受けられる。「ひろば」は各区に一カ所の開設を予定している。

 市は一歳六カ月の法定健診で問診票を使い、発達障害の可能性を調べている。ここで発達障害の可能性があるとされた子は、葵区の保健福祉センターに設けた「あそびのひろば」で四カ月間計八回にわたり、集団で遊ぶ際の行動などを通じて、その子の特性を見極めている。集団生活が可能なら市内各地にあるこども園や「子育て支援センター」に、難しければ「発達障害者支援センター」などで療育する。

 今回の「発達支援のひろば」は、子育て支援センターと発達障害者支援センターの中間的な位置づけ。市によると、幼児期から就学前までの一貫した発達障害支援は浜松市でも行われているが、全国の自治体では珍しいという。

 発達障害には、特定の物事に強いこだわりを示す自閉症や、落ち着きがない多動性障害などがある。自閉症は幼いときから兆候が現れやすいとされる。

 自閉症の子どもの中には、成長するにつれ集団生活が難しくなったり、自分が言いたいことを他人に伝えられなくなったりするケースがある。市は早期支援により、子どもたちが社会となじみやすくするようにしたい考えだ。

このような早期療育はカウンセリングの一種として考えたほうが良いです。保護者の不安を軽減することはできるかもしれませんが、問題の根本解決は難しいと思います。

日本の場合、早期支援を考える時はそれに携わるスタッフの育成を考えなければならないところが難しいです。

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『世界初!Google Glassを使った、自閉症者のための「AR教室」がクラウドファンディング中』(記事)

 

(出典:Brain Power

VRInsideの記事です。

ニューロサイエンスとARテクノロジーのコラボレーションを目指すBrain Powerは、Google Glassを活用して、自閉症スペクトラムを抱える子供や大人に、社会的スキルを学ぶ環境を提供するシステム、「Empower Me」を開発中だ。

現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで、資金調達とともに、臨床試験用製品の事前予約を受け付けている。

2017年11月9日に募集開始してから、わずか24時間で、目標金額の500%にあたる5万ドルの調達に成功しており、世間の人々からEmpower Meに寄せられる、注目度の高さが伺える。

Empower Meの謳い文句は、「世界初となる、自閉症の人々の為につくられたウェアラブル教室」。

MITやハーバードなどの脳科学研究者の研究成果に基づいて制作されており、自閉症者に対して、言語理解、他者の感情理解、ストレスマネジメントにより行動を自制する方法、会話スキルなどの社会的スキルを、トータルにトレーニングする場を提供することができるようになる。

メインとなるソフトウェアやアプリのほかに、教育者や自閉症者へのケアを担当する人への情報ポータルサイトなども組み合わせられて、パッケージ化されている、Google Glassをはじめ、互換性のあるAndroidスマートグラスでいずれも動作可能だ。

一例として、アプリ「Emotion Charades」の例を挙げてみよう。

このアプリでは眼前にいる他者の表情を、瞬間的にGoogle Glassが捉え、その際、相手がどのような感情を抱いているのかをクイズ形式で訓練する。

たとえば、上記の動画では自閉症者のケア担当員である女性が笑った瞬間をGoogle Glassが撮影され、静止画としてディスプレイ上に表示される。

次に、「笑った顔」と「不満げな顔」を示す2種類の絵文字が表示されるので、自閉症者は正解だと思う方に視線を向ける。すると、Google Glassの視線検出機能が作動し、どちらの選択肢を選んだのかを自動的に判定するのだ。

「出題」される相手の表情は、学習したAIが顔の画像から自動的に感情を読み取ってくれるので、問題を出題する手間を省力化することが可能だ。

もうひとつ、サンプルとして「Transition Master」も取り上げておこう。

これは慣れ親しみの薄い場所でも、自閉症者が不安に襲われたり、ストレスを感じたりする程度を緩和することを目的としたアプリだ。

Google Glassが、次に向かうことになる場所の映像を360°動画で出力し、あらかじめ慣らしておくことで、自閉症患者は、移動先でも慌てずに対処しやすくなる。

また、Transition Masterにはゲーム要素も搭載されている。AR空間のある特定の場所に隠されたアイテムを探す、という内容のゲームで、これを熱中してプレイすることにより、慣れない場所でも、感情をセーブしやすくなる訓練効果が期待できる。

このように、ゲーミフィケーションの手法を取り入れることで、訓練効果を高めるように工夫している点もEmpower Meの大きな特徴だ。

2017年11月20日現在、Empower meの立ち上げたindiegogoのプロジェクトには、5万9609ドルが集まっている。

プロジェクトでは、資金提供者への返礼品として、アーリーバード品を含む6つのコースを用意している。

2770ドルでGoogle GlassとEmpower Meがセットで同梱されたパッケージが贈呈される。

アーリーバード品の場合は、1725ドルと37%オフの価格となっているので、気になる人は早めに予約しておくと良いだろう。

Google Glass5個とEmpower Meに加え、VIPトレーニングセッションなどの追加特典が同梱された「SCHOOL PACK」は12000ドルだ。

無事に製品が出荷されれば、自閉症者ケアを目的にARウェアラブルデバイスを使用したケースとしては、たしかにEmpower Meが世界で初めての事例となるだろう。

Google Glassはエンタープライズ向けに出荷されており、一般消費者向けには現在のところ、発売されていない。しかし、Empower Meの事例のように、Google Glassが社会的に有用であることを実証する事例が増加すれば、事態は変わるかもしれない。

つまり、以前、コンシューマー向けに販売した際に被ったプライバシーへの懸念などの不安材料を期待感が塗り替えて、一般消費者の手元に届くようになるかもしれない、ということだ。もっとも、こうしたシナリオ通りに進む可能性は、それほど高くなさそうだが。

Motion Charedesというのはなかなか面白い機能ですね。

指示通りの顔を指導者が作ることで出題できます。楽しんで訓練できそうですね。

セット販売が2770$でGoogle Glassが約1500$なので、ソフトの部分が1270$ぐらいですね。うーん、少し高いかなぁ。500$ぐらいになったら買う人が増えるかもしれません。

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『自閉スペクトラム症の二大特徴、イレギュラーなリズムへの適応困難として説明可能か-筑波大』(記事)

(出典:GATAG

医療NEWSの記事です。

筑波大学は11月8日、自閉スペクトラム症者がコミュニケーションをとる上での困難には、他者が示すイレギュラーなリズムへの適応が困難なことが関係していることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大システム情報系の川崎真弘准教授、京都大学大学院人間・環境学研究科の船曳康子准教授と、理化学研究所の山口陽子チームリーダーら、帝塚山学院大学の深尾憲二朗教授らとの共同研究によるもの。研究成果は「Scientific Reports」に掲載されている。

自閉スペクトラム症の特徴としては、社会的コミュニケーションの障害とこだわり傾向の強さが二大特徴として挙げられる。この二大特徴同時発生の理解が必要不可欠だとされ、従来の研究では、種々の社会性を必要とする心理課題が用いられてきた。それに対して研究グループは、単純な行動リズム同期課題を作成し、自閉スペクトラム症の特徴を明らかにすることとした。先行研究によれば、会話時や拍手時などに行動リズム同期が観測されており、この同期によって人間関係が改善されることが報告されている。

研究グループは、行動リズム同期に起因する脳活動の負荷を分析するために、リズム同期課題時の脳波測定を行い、脳波リズム、行動リズム、自閉スペクトラム症の特徴の関係性を検証した。二者でリズムが一定になるように交互にキーボード押しを行うリズム同期課題時の脳波測定を行い、自閉スペクトラム症者と対照者の行動結果および脳波解析結果を比較検討。計測にあたっては、年齢、性別、知能指数でマッチングされた、24名の自閉スペクトラム症群(29.2±7.2歳、女性10名、男性14名)と24名の定型発達群(25.5±6.6歳、女性12名、男性12名)が、脳波測定に参加した。

行動データ解析の結果、自閉スペクトラム症群は定型発達群に比べると、相手が人の場合や急に変動するPCプログラム相手だと同期量が少ないことが判明。この同期量の少なさは、主に自閉スペクトラム症のこだわり傾向の強さと関係があるとわかった。一方で、リズムが一定のPCプログラムが相手の場合は両群の同期量に差がなかったことから、自閉スペクトラム症者は人が持つリズムの揺らぎや急な変動に適応することが困難だということが明らかになった。

次に脳波データを解析した結果、自閉スペクトラム症群のみにおいて、認知負荷に関係する前頭シータ波が増加。この前頭シータ波の増加は、相手が人であってもPCであっても増加し、とくに自閉スペクトラム症のこだわり傾向の強さと関係があることが明らかになった。さらに、この前頭シータ波の増加は、課題の成績とは関係なく他者とリズム合わせをするだけで、脳に負荷がかかっていることがわかったという。

今回の研究成果より、自閉スペクトラム症の二大特徴であるコミュニケーションの困難さとこだわり傾向の強さは、他者のイレギュラーなリズムへの適応の困難さとして統合的に説明できる可能性が示された、と研究グループは述べている。

このように自閉症スペクトラム障害に苦手なことが研究結果としてよく挙げられていますが、私は苦手なことを挙げるとキリがない気がします。

苦手でできないことはそもそもそれが苦手というように考えるのではなく、経験をしたことがないことは苦手であると考えたほうがよいです。

ですから、苦手でも頑張る、新規の場面を多く経験させるということでもこのような傾向は解消ができるのではないかと思います。コンプライアンストレーニングの一種として考えたほうが良いかもしれません。

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