(出典:Wikipedia

日本の発達検査は何のためにあるのかという疑問が常にあります。就学前に診断を受けるのですが、それは特性を明らかにするためではなく、支援校相当、支援学級相当といった就学前判定の一つの尺度のためにあります。

日本の発達検査の問題は以下の通りです。

  1. 検査自体の妥当性の低さ
    日本で取られる発達検査の多くは田中ビネー式知能検査、新版K式発達検査です。これらの発達検査の最終更新年は、田中ビネーが2005年、新版K式が2001年です。つまり、両方とも10年以上データが変わっていないことになります。一方、WISCでは、1949年、1974年、1991年、2003年、2014年と近代はきちんとアップデートされています。検査の古さは使用される画像にも表れています。

    現在このような車の種類は減っているため、知らない子供もいるのではないでしょうか。一方、コンパクトカーやSUVといった形であれば回答できる子供も増えると思います。
  2. テストバッテリーが組まれることが少ない
    検査は正確性を高めるため、複数行うことが望ましいです。ですが、日本ではたった一つの検査で判断されてしまうことがほとんどです。また、定期的に検査をするわけでもないので進歩がわかりません。

このようなことを考えると、日本での発達検査は検査のための検査になってしまっている感じがぬぐえません。ある検査ができなかった、でもこのような支援をすると回答することができたといった学習特性を知ることが発達検査の役割であると私は思っています。

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