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言語聴覚士、作業療法士の支援はなぜABAと異なるのか

作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)と、ABAの理論を使用した方法で支援方法が異なるのはなぜでしょうか。そこには支援の考え方の違いがあるのではないかと感じます。

あくまで私の個人的な意見です。ABAは個別に行動を考え行動を改善する傾向にあるのに対し、ST/OTは発達段階という発達を全般的に見たとらえ方をするように感じます。ですから、ABAは一つ一つ適切行動を教えていくことを目指すのに対し、ST/OTは発達的に未熟であれば発達段階があがるような活動をしたり発達段階が進むのを経過観察したりします。こちらにOTの方の意見が述べられています。

どちらがよいというものではないと思います。これは、頻度も関係しているのではないかと思います。ABAは週1回以上の支援を受けている方が多いですが、ST/OTは大半が月1回程度です。ST/OTでは密に支援ができない分、経過観察的役割が強くなることは仕方がないことであると思います。

なおあくまで私見ですので、ご意見がある場合はコメントしてください。

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