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PRTの短所⑤(自発発語反応を形成しづらい)

PRTでは音声模倣により適切なコミュニケーションを教えていくことを目指します。 これは自発反応ではなく、単なる模倣ですので自発で要求等のコミュニケーションが取れるようになるかは子供自身の般化能力に頼る部分が大きいです。

自発反応を引き出す前に全て指示を出してしまっていることが原因です。例えば、下の映像でも確認できます。

こちらではブランコを押す時に「swing(揺らして)」ということを言わせようとしていますが、これで「swing」と言えたとしても自発的に他の場面で「swing」を言えるようになるかはわかりません。このように音声模倣中心の受身的な学習であることが自発発語反応の形成を阻害しています。

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