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自分で環境を変えられなければ効果が薄い(自閉症療育)

(出典:PhotoAC

 自閉症スペクトラム障害等の発達障害児は適切な環境であれば能力を発揮します。例えば、自己刺激行動が出づらい環境であれば集中して取り組めます。

 ここでの注意点は、いつまでも周囲の人がおぜん立てをしてはいけないということです。例えば、上のような物が少ない環境で頑張れることは明らかですが、これをいつまでも大人が用意してはいけないです。そうすると、この環境でしか課題ができない可能性があります。もしこのような環境を子供が望んだら

  • 自分からこのような環境を作れること
  • このような環境があるところに移動して学習をすること(図書館の自習室等)

というような行動が取れるように支援することが理想です。そうしなければいつまでも周囲の支援が必要になってしまいます。

 もしくは様々な環境でも能力を発揮できる能力でも構いません。私の場合は、環境を整えずに様々な場面でできるように働きかけていくことが多いです。そうすれば例えまだ経験していない環境でも柔軟に対応できるようになるからです。

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