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漢字の書き取りに思う(自閉症療育)

 宿題の漢字練習に時間がかかって困るということはよく聞きます。そもそも漢字の練習を何回も書かせることに意味はあるのでしょうか。

 これは手段の目的化の最たる例だと思います。字を覚えること、字をきれいに書くことが目的であるのに、何回も書くことが目的にすり替わっています。

 そもそも漢字練習は

  • 正しい漢字を何回も書くこと
  • きれいに枠からはみ出さずに書くこと

と複合的な課題になっていることも問題であると思います。きれいな字を書くことを目指すのであれば「きれいにかけた一字を持ってきてください」であればいいし、漢字を覚えることであれば、「学校でテストします」でよいです。

 いっぺんに多くのことを求めてしまっていることも困難を感じる子供が多い一因となっています。

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鉛筆の選び方

(出典:パブリックドメインQ

鉛筆は何を使用して教えたらよいでしょうか。これは年齢によって異なります。

年長児以下→就学までに時間がまだあり、手も小さいので公文の三角鉛筆を使用します。

年長以上→就学まで時間がないため、学校で使うものと同じ書き方鉛筆を使用します。書写で使うかきかた鉛筆2B(通称、シルバー鉛筆)が使用しやすいです。

(出典:ヨドバシ

https://item.rakuten.co.jp/lapiz/kakikata-silver/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868

NGとなるのは丸い鉛筆です。ホールドがしづらく、教えることが難しくなるためです。

(出典:たんたん

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自閉症児に対する鉛筆の指導の進め方

(出典:PhotoAC

鉛筆の指導ステップは以下の通りです。

  1. 横線を書く
  2. 縦線を書く
  3. 決められた範囲で横線を書く
  4. なぞり書きをする
  5. 線をまねして書く
  6. カタカナをまねして書く
  7. ひらがなをまねして書く

ステップの詳細はそれぞれ説明していきます。

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発達障害児の鉛筆指導はいつ開始すべきか(療育)

(出典:21PHOTO

発達障害児に鉛筆の使い方はいつ教えたらよいのでしょうか。

鉛筆での筆記は、幼稚園・保育園において毎日使用するスキルではありません(自然強化される課題ではない)。以前に説明しましたが、日常で使用しないスキルは日常で使用するスキルにつながるまで教えなければなりません。

では、鉛筆での筆記はどこにつなげると日常で使用するスキルにつながるかというと、小学校に入ってからの学習です。つまり、いったん鉛筆の訓練を始めたら小学校に入るまで訓練を続けなければいけません。

よって、私は年長に入ってからスタートすればよいかと思います。お箸の訓練ができていれば、鉛筆の持ち方はさほど難しくはありません。

 

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