スプーン/フォーク、箸の使い方」カテゴリーアーカイブ

お箸の練習始めました

 保育園でもお箸を使うようで、練習を始めました。私が直接指導した場合、どれぐらいの期間がかかるのでしょうか。あまり時間がかからないように頑張っていきます。

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鉛筆の持ち方を教える前に

(出典:PhotoAC

鉛筆の使い方を教える前に2つのチェック項目があります。

  1. 年中以上であること
    行動はいったん教えても日常的に使わなければ忘れてしまいます。よって、小学校の勉強を継続して実施する年長以上でなければしなくてよいと私は考えます。
  2. 箸の持ち方がある程度できること
    画像は上が一本での箸の持ち方で下が鉛筆の持ち方です。
    御覧の通り、ほとんど一緒です。よって、箸の練習がひと段落したら開始したらよいでしょう。
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トレーニングにエジソンの箸は使うべきか

(出典:Amazon)

エジソンの箸はトレーニングに使えるのでしょうかという相談を時折されます。

結論からいうとできません。理由は以下の画像を見るとわかります。

(出典:Amazon

このようにエジソン箸は上部の連結部が外せません。よって、イメージとしては箸よりもこのようなピンセットやトングに近い形です。

(出典:Amazon

ですから、ハサミやトングのような使い方には馴れますが、お箸の持ち方の練習にはなりません。ではエジソン箸の正しい使い方は何でしょうか。それは、正しい持ち方をマスターするまでの期間に使用することです。

お箸のトレーニングは時間がかかり、一年以上かかることもザラです。その期間、家庭ではお箸の練習を続ければよいですが、保育園や幼稚園では箸を使用しての食事が求められることがあります。正しい持ち方をマスターするまでに箸を誤った方法で使用してしまうと直しにくいので、この期間に保育園や幼稚園でエジソンの箸を使用することが効果的です。こうすることで、箸の使い方をマスターするまで、保育園や幼稚園では変な癖をつけることがないです。

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自閉症児のABA療育、お箸のトレーニング動画・子供編

(出典:GATAG

五円玉を使用したお箸のトレーニングで実際に自閉症スペクトラム障害の子供が箸を使っている動画です。

2人とも上手に使えていると思います。これぐらいのレベルになったら食事で実際に使わせることが可能になります。習得に1年近くかかりますが、覚えると一生使えるスキルなので教えたほうが良いと思います。

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自閉症児ABA療育・お箸のトレーニング動画

自閉症スペクトラム障害児のお箸を持たせるトレーニングで人差し指と中指が開いてしまうミスが多いと説明しました。これを防ぐにはどうすればよいでしょうか。

方法は簡単です。5円玉か50円玉に輪ゴムを通して人差し指の爪の下に挟みます。こうすると、人差し指と中指が離れると5円玉が落ちます。5円玉を落とさないようにすることで正しい箸の持ち方を教えることができます。箸を持たすとこの通りです。

親指は人差し指が上に上がってこないように上から押さえつける形でのせます。そうすると下記のように人差し指が上に上がる状態を防げます。

上から見るとこんな感じです。

実際に箸を持って練習するとこんな感じになります。

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スプーン、フォークの順手持ちは少ない

スプーン、フォークの持ち方の発達の仕方には順序があります。

このように①逆手持ち②順手持ち③ペン持ちの順番で発達していくと思っていましたが、実際は違いました。逆手持ちをする子はほとんどおらず、①逆手持ち②ペン持ちでの順番で発達していく子が多かったです。これは手首の可動域と関連していると思われます。順手持ちですと、逆手持ちやペン持ちよりも手首をひねらないと食べられないので使用するメリットがあまりないのです。2~3歳児のクラスでは18人中①逆手持ち→8人②順手持ち→0人③ペン持ち→10人、3~4歳児のクラスでは25人中①逆手持ち→1人②順手持ち→0人③ペン持ち→24人でした。

可動域を広げるため、順手でペン持ちをせずに以下のような持ち方をする子もいました。

順手持ちは無理して指導する必要はなさそうです。

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お箸を一本で持つ場合に多いミス

箸一本で練習をした時に起こりがちなミスがあります。正しい持ち方はこうです。

ですが、下のように人差し指と中指がずれてしまうことが多いのです。

 

 

 

 

 

 

このような持ち方でも箸は持てますが、不安定で下手な持ち方になってしまいます。この人差し指、中指が開いてしまう持ち方を防ぐ方法はまた後日説明していきます。

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新しいお箸トレーニング②(箸一本を持って動かす)

箸一本を適切に持てるようになったら箸一本を上に動かせるように教えます。

上下ではなく、上にのみです。下に動かすことを教えると親指を曲げてしまう間違った持ち方を覚えてしまうのでしません。薬指、小指は使わないように大人が押さえてしまいます。上に動かせたら、大人がお箸を下に下げ、もう一度上げさせます。これを繰り返すことで上の箸を指三本で自在に動かせるようになります。

ここで注意すべきことは、人差し指と中指の間があかないように教えることです。

この写真のように人差し指と中指がぴったりとつくように教えましょう。

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新しいお箸トレーニング①(箸一本を持つ)

新しいお箸トレーニングの第一段階目は箸一本を正しく持つ方法です。

1のようにお箸の端を人差し指と親指の間に置くのではなく、人差し指の第二関節と第三関節の間に置くのポイントです。この持ち方でお箸をもたせたら好子となる食べ物を大人がお箸に刺して食べさせます。

人差し指、中指がぴったりとくっついていたら安定します。

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お箸習得の目安

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(出典:かわいいフリー素材集いらすとや

お箸はいつまでに教えたらよいのでしょうか?

これは、「保育園や幼稚園で箸を使い始めるまでに」が正解です。理由は実際に家以外で箸を使うことが始まると、正しい持ち方でなくても箸で食べることが指導されるため箸の指導が難しくなるからです。

保育園や幼稚園で箸を使い始める前までに家で箸を使って食事が完食できるようになることが理想的です。どうしても家以外での箸の開始時期に間に合わない場合は

  1. スプーン、フォークのみを使ってもらう
  2. エジソンの箸を家以外で使ってもらう

という方法があります。この場合は園の先生と相談するのがよいでしょう。

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お箸の一本持ち食べは難しい…

以前、私はお箸は一本持たせてお菓子を食べさせることでお箸の練習をすると説明しました。

ですが、最近致命的な欠陥がわかりました。

お箸を子供に三本指で持たせてお菓子を食べると、中指がかなりの確率でずれてしまいスプーン持ちのようになってしまいます。

_DSC6364

これを防ぐために新しい一本持ち指導方法を考案しました。詳しい方法はまた後程説明していきます。

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箸一本で食べる課題の注意点(追加)

以前、箸一本で食べる課題の注意点について説明しました。

最近、新たなチェックポイントが増えました。_DSC6348

こちらの画像は、今までのトレーニング方法では何ら問題ない、パーフェクトな持ち方でした。ところが、この持ち方には問題がありました。薬指、小指で中指を支えているため、二本持ちになった時に親指、人差し指、中指で支えられないことがあるからです。

_DSC6347

よって、このように最初から箸から薬指、小指を離して持たせるほうがよいです。薬指、小指を使ってしまう癖がある場合は、包帯などで軽く巻いてしまってトレーニングしても構いません。

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スプーン/フォークは逆手よりペン持ちが楽?

今までの私の指導法では、順手→逆手→ペン持ちの順番でスプーン/フォークを指導してきました。この順番が一番スモールステップになっているからです。

しかし、最近の調査で子供によってはペン持ちのほうが、逆手より難易度が低い場合があります。

理由はこちらの写真を見比べていただくと明白です。まずは逆手持ちの写真。

DSC_0514

次にペン持ちの写真です。

DSC_0511

比べてみると、逆手持ちのほうが、ペン持ちに比べてかなり腕をひねらないと食べられないことが分かります。それに対し、ペンもちは腕をひねらなくても食べることができます。

このように、可動域が狭い場合や腕が短い子供の場合は、逆手持ちを飛ばしてペン持ちを教えてもよいです。こうすることで腕をひねらなくてよいので食べやすくなります。

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箸一本で食べる課題の注意点

箸一本で食べる時に必ず注意しなければならない点があります。

それは「ペン持ち」にならないことです。以下の二つの持ち方を比べてみてください。

箸の持ち方

どこがちがうかわかりますか?正解はお箸の右端を置く位置です。1は親指と人差し指の間に置いているのに対し、2では人差し指の第二関節と第三関節の間に置いています。

正しい持ち方は2です。1の持ち方だとこの後にお箸を2本で持つことが難しくなります。詳しくはこちらの動画で確認してください。

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箸の使い方を教える手順①(箸一本で食べられるようにする)

箸の使い方を教える手順一つ目は箸一本で食べられるようにすることです。

箸は二つで使うと難易度が急激に上がります。よって、まずは一本でご飯を食べられるようにします。

箸一本で食べさせる時の注意点は次の3つです。

  1. 人差し指と親指が箸を持つ部分が重なっていること
  2. 中指の爪の部分に箸が乗っていること
  3. 薬指、小指は中指に合わさっていること

それを踏まえて写真をチェックしてください。

箸1本

このような状態で食べられることを目指します。

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