トイレトレーニング」カテゴリーアーカイブ

トイレでのうんちトレーニングの方法(自閉症療育)


https://www.photo-ac.com/main/detail/1589284?title=%E3%81%8A%E5%B0%BB%E3%82%92%E3%81%8A%E3%81%95%E3%81%88%E3%82%8B%E5%A5%B3%E6%80%A7

 前に書いたトレーニングの準備ができましたら、うんちのトイレトレーニングを始めます。うんちのトイレトレーニングはとっても簡単です。

 それは、うんちを出しそうな仕草をしている時に便座にまたがらせるだけです。「そんなこと言っても便座に座らそうとすると暴れるんだけど」というツッコミが入りそうですが、それは、①便座に座らせて②うんちが出るまで待とうとするからです。

 これは二つの課題をいっぺんにこなそうとして失敗する典型例です。ですから、やるべきことはただ一つです。

①便が出そうな仕草の時にトイレに連れていき、タイマーを見せて既定の時間まで座らせ続ける
②便座に座る時間をちょっとずつ長くしていく

 これで最終的にはうんちが出るまで座らせ続けることができます。最初のうちは暴れて便座から立ち上がろうとするので、太ももの付け根を軽く抑えることで離席を防げます。毎回タイマーが鳴ってから立たせるようにしていたらそのうち暴れることはなくなります。

 タイマーは10秒からスタートして最終的には30分くらいまで延ばします。規定時間座っていても出ない場合は、気にしないで降ろしてあげましょう。うんちの前の仕草がわからないような子供やない子供はうんちの記録を取ってうんちが出る時間であろう時間にに便座に座らせることでも立派なうんちのトレーニングになります。

Share Button

うんちをトイレでするための準備


https://frame-illust.com/fi/wp-content/uploads/2018/02/unichi-makimaki.png

 トイレでうんちをするために事前準備が2つあります。過去にも似たようなことを説明しています。

  1. 足を載せる台を用意する 足が踏ん張れるように足をのせる台を用意します。雑誌を重ねてガムテープで留める、足踏み台や風呂の椅子でよいです。
  2. うんち排泄前の動作を観察する おむつでうんちをする子供は特定の動作を取ることが多いです。多いのが、①寝転ぶ②机などを持って爪先立ち③カーテンに包まる等隠れるといったことです。うんちの前の動作がわかるようにしましょう。

 ここまで準備ができたらうんちのトイレトレーニングが実施できます。方法はまた後程説明します。

Share Button

おむつの発達により失われたもの(自閉症療育)

 トイレトレーニングを実施している時によく感じることですが、最近のおむつの吸水力は素晴らしいですね。

  • 尿をたくさん吸ってすぐにサラサラになり、蒸れづらい紙おむつ
  • 尿をある程度吸ってくれるトレーニングパンツ

 これらの便利なものは昔は存在しなかったものです。結果としておむつでおしっこを漏らしても乳児や幼児が不快になることは少なくなったと思われます。

 私の経験でも、自分の子供が小さい時は泣いている時はおむつをチェックして上の画像のようにおしっこの線が出ていたら交換していました。ですが、泣いておらず、機嫌がいい時でもおむつがおしっこを吸収してパンパンになっていることがありました。つまり、おむつが濡れていることが嫌子になっている可能性が限りなく低いです。

このことがおむつ外れを遅くしていると感じています。昔の布おむつのようにびちょびちょに濡れるのであれば子供にとって嫌子として機能し、トイレトレーニングが実施しやすくなるのではないでしょうか。

 また、以前あるアフリカの国では3カ月からおまるに座らせる練習をするというテレビを見ました。これはおむつの消費を極力抑えたいということがあるのかもしれません。おむつのお金を節約したいと言うことも立派なモチベーションになるということですね。

Share Button

おしっこよりうんちが先にトイレでできる子もいる(自閉症療育)


https://www.photo-ac.com/main/detail/293376?title=%E7%A9%BA%E3%81%A8%E9%9B%B298

 前回説明した通り、おしっことうんちのトイレトレーニングは全くの別物です。うんちの難易度がとても高いのですが、自閉症スペクトラム障害等の発達障害児の中には先にうんちが自立する子供もいます。なぜだと思いますか?

 それは、嫌子の差です。おしっこはおむつに漏らしても最近のおむつは吸水性が高く、不快感を感じづらい設計になっています。一方、ウンチをおむつに漏らすと便がおしりにべったりとつくことになります。それが嫌子として機能するため、先にうんちが自立する子供がいるのです。

 逆に言うと、おしっこは嫌子としての機能が少ないため、漏らし続けている可能性があります。こういった場合、思い切っておむつの使用をやめて普通のパンツをはかせると漏らしたときに不快感を覚え、おしっこもトイレでできるようになることが多いです。

Share Button

おしっことうんちのトイレトレーニングは全くの別物(自閉症療育)

 トイレトレーニングでは、もちろんおしっこもうんちも自発排泄するように訓練をしなければなりません。ですが、おしっことうんちのトレーニングを一緒にやることはまずありません。まずおしっこができるようになってからうんちをすることを教えていきます。それは、おしっことうんちの排泄がほぼ別物だからです。

 大きな違いは回数です。うんちですと、日に何回も練習することが難しくなります。また、筋力の問題等、体の発達の問題も関連してきます。特に身体の発達の遅れが著しい子供だと、自力でうんちを出すことができず、便を掻き出す作業(摘便)が必要な場合があります。

 ですから、おしっこが完璧に自発排泄できていたとしてもうんちの排泄が難しくてもそう珍しくはありません。うんちの排泄指導法はまた後程書きます。

Share Button

1歳児に対するトイレトレーニングの実践

(出典:子供と動物のイラスト屋さん

トイレトレーニングは方法さえあっていれば1歳児でも十分実施することが可能です。私は1歳6か月で時間排泄を教えることができました。今までの方法と変えて工夫した点もありますので、また後程説明してきます。

Share Button

おねしょを防ぐ方法

(出典:かわいいフリー素材集いらすとや

おねしょを防げる条件で、おねしょを防ぐ方法は二つあります。

一つは朝起きた瞬間にトイレに連れていく方法です。これにより起きてすぐ漏らす行為が防げます。もう一つはトイレトレーニングと同様にパンツの上からおむつを履かせることです。これによりトイレトレーニングが完了しているにもかかわらず漏らす行為を防ぐことができます。

Share Button

おねしょが防げる条件

(出典:子供と動物のイラスト屋さん

前回、おねしょの主な種類を説明しました。では、おねしょを防ぐにはどうすればよいでしょうか。

おねしょを防げるには2つの条件があります。

1.日中はおもらしをしないこと(時間排泄でも可)

2.夜中におねしょをしていないこと

これらの条件がそろっていれば、おねしょは防ぐことができます。また後程説明していきます。

Share Button

おねしょの種類とは?

 

 

(出典:かわいいフリー素材集いらすとや

最近、おむつは外れているのにおねしょがなくならないという相談を受けました。これはなぜ起こるのでしょうか。おねしょは大きく分けて2つのパターンがあります。

一つは夜間に漏らしているケースです。これは特に年少児で多い理由です。もう一つは目が覚めた瞬間に漏らしているケースです。これに対する対応はまた後程説明します。

Share Button

おむつはいつぐらいまでにはずれるのか?

150809360948_tp_v

(出典:PATAKUSO

 トイレトレーニングを行う時期は私は特に決めておらず、要望に応じて行っています。ですが、平均としてどのくらいに外れているのでしょうか。

私が携わっている保育園のデータですが、

2~3歳のクラスでは30人中7人の子供がおむつ(23%)、3~4歳のクラスでは30人中2人がおむつ(7%)ということで3歳ぐらいでとれることが平均のようです。

Share Button

時間排泄から自発排泄への移行方法⑤(自発排泄を分化強化する)

時間排泄から自発排泄への移行方法5つ目は自発排泄を分化強化することにより、自発排泄の回数を増やすことです。

トイレの要求手段を訓練すると自発排泄の機会が出現します。自発排泄ができた時はお菓子等の好子を使って分化強化します。これにより自発排泄を増やしていきます。

時間排泄の時間を伸ばしていくと、もちろんおもらしも増えますがそうしないと自発排泄の場面が作れません。ですが、もしおもらしをしてしまった場合には連続したおもらしを防いだほうが親のストレスもたまりません。

時間排泄と自発排泄の練習例

 

このように漏らしてしまった次の時間排泄では絶対に漏らさない時間で誘って連続して漏らすことを防ぎます。

Share Button

時間排泄から自発排泄への移行方法④(排泄の要求を教える)

時間排泄から自発排泄への移行方法4つ目は排泄の要求を教えることです。「トイレに行きたい」ということを要求できないといつまでも時間排泄に移行できません。

時間排泄を練習中からトイレに行く要求を出す練習をしていきます。

発語レベルにあった排泄要求行動

このように要求行動は子供のレベルに合わせて実施します。最初はトイレカードを使用していたとしても、言語レベルが向上すれば1→2もしくは3に変更していきます。

自発的なトイレの要求を教える

このように、時間排泄の段階から「トイレ」と要求することを教えていれば自発的にトイレに行くことを練習できます。

Share Button

時間排泄から自発排泄への移行方法③(時間排泄の間隔を延ばす)

時間排泄の時間が固定化したら、時間排泄の間隔をだんだんと伸ばしていきます。

時間排泄の間隔を伸ばす

こうすることで、子供はだんだんと時間排泄の時間まで排泄を我慢できなくなることが増えます。そうすることで自発排泄の場面を作っていきます。その方法はこちらです。

Share Button

時間排泄から自発排泄への移行方法②(おむつからパンツへ)

時間排泄の2つ目の手順はおむつからパンツへ変更することです。

時間排泄の時間が固定できたら、漏らすことがなくなります。よって、おむつからパンツへ変更ができます。

トレーニングパンツは使う必要がありません。

おむつからいきなりパンツへ移行することが怖い場合は、こんなことができます。

おむつからパンツに変更する

このように、おむつの中にパンツをはくことで、パンツの練習ができます。この方法のメリットは、おもらしをしたらパンツが濡れて不快感を与えられること、おもらしをしてもおむつが吸収するのでパンツ以外は着替える必要がないことです。

パンツをおむつの中にはく効果

子供によっては濡れたパンツに不快感を感じず、嫌子による弱化が機能しない場合もありますが試す価値はあります。

Share Button

時間排泄から自発排泄への移行方法①(時間排泄の固定)

gahag-0042393604-1

(画像引用:GATAG

家で時間排泄ができるようになったら時間排泄の時間を固定化します。

様子を見つつ、おもらしを絶対にしない時間を例えば、45分でおもらしがなく時間排泄ができるようになったら、45分毎にトイレに行くことを習慣にします。

平均は30分~1時間のようです。これにより、家で寝ている時以外の排泄をすべて時間排泄にしていきます。

Share Button