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EIBIの困難まとめ

(出典:かわいいフリー素材集いらすとや

EIBIを日本で実施する場合の困難はこちらです。

  1. 指導者が少ない
  2. 費用
  3. 専門家が療育する方法

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EIBIの困難③(専門家が療育する方法)

日本におけるEIBIの困難3つ目の理由はEIBIが複数の専門家により療育する方法であるということです。 DTTはほめることを多用するため、多くのセラピストが参加しなければほめることやなでたりという身体接触等があっという間に飽和化してしまいます。

こうするとアメリカで実施されているEIBIのように効果をあげることが難しいです。それは人物般化も関係していると思われます。

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EIBIの困難②(費用)

(出典:GATAG

日本におけるEIBIの実施が困難な理由2つ目は費用の問題です。セラピストを確保できたとしてもセラピー料金はとても高額です。

セラピストに全ての時間を任せるとして最低基準である週20時間を実施したとします。

セラピストの1時間当たりのセラピー料金は5,000円~10,000円です。時給が6,000円として考えます。
全ての時間をセラピストに任せると月480,000円、半分を任せるとしても240,000円です。これに交通費や出張費が追加で必要になってきます。例えば、交通費が往復1,500円、個別教育計画書の作成が2月に1回の作成で8,000円とします。月22回通うものとします。
年間で考えると週20時間で6,204,000円かかってしまいます。実際にEIBIをされた体験本である「リカと3つのルール」でも財政的に非常に大きな負担がかかったことが説明されています。

このように高額なサービスになってしまうことが日本でのEIBIの実施を困難にしています。

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EIBIの困難①(指導者が少ない)

(出典:かわいいフリー素材集いらすとや

日本におけるEIBIの実施が困難である第一の理由は指導者(セラピスト)が少ないということです。

DTTができるセラピストは多いと説明しましたが、あくまで他のABAの手法と比べてのことです。他の方法を用いるセラピストと比べるとDTTができるセラピストは非常に少ないです。

つみきの会やADDSでは保護者をセラピストとして訓練し、家族中心の療育システムの構築を目指していますが、これらもセラピスト不足が起因していると考えられます。

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EIBIについて

(出典:子どもや赤ちゃんのイラストわんパグ

EIBIEarly Intensive Behavioral Intervention(乳幼児期早期行動集中介入)はDTTを乳幼児期に集中的に実施することで発達の遅れを改善させようとするプログラムです。

基本原則は以下の通りです。

  1. 早期(2~5歳)からの実施
  2. 週20時間~40時間の1対1の治療を一年以上継続
  3. 家庭や学校等の子供の生活の場で治療を行う
  4. 親を重要な治療者と位置づける
    つみきBOOKから抜粋)

初期のI.LovaasによるEIBIでは4の項目が含まれていませんでしたが、追跡調査によりEIBI後の子供の成長にばらつきが見られました(習得した能力を忘れてしまう子供がいた)。これを般化の問題であるとLovaasは捉え、ペアレントトレーニングもEIBIに含めるようになりました。

EIBIが効果が高いことは研究からも明らかです。最近のレビュー論文であるEarly intensive behavioral intervention(EIBI) for young children with Autism Spectrum disordersでは研究の方法が明確である6つのEIBI研究論文をとりあげ、その内5つで高い効果が持続していることを確認しています。

アメリカでは効果が高いとされている方法ですが、日本での実施はかなり難しいです。理由はこちらです。

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