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自閉症へのアイコンタクトトレーニング方法まとめ

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自閉症スペクトラム障害児者へのアイコンタクトトレーニング方法は以下の通りです。

  1. 要求時のアイコンタクト
  2. 同意を求めるアイコンタクト
  3. 自然に他者の視線を参照するアイコンタクト
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自閉症へのアイコンタクトトレーニング③(自然に他者の視線を参照するアイコンタクト)

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自然に他者の視線を気にするアイコンタクトは教えることが難しいですが、他者の視線が見ている物を共有することは教えられます(共同注意)。

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まずは指差し(ポインティング)で直接対象物を触ることにより物に注目することを教えます。その後、物をふれずに指差しのみで教えるようにし、それができたら目線のみにするといった方法でプロンプトフェイディングしていきます。これにより、指示を出せば視線を追うことが可能になりますが、自発的にそれをやるかどうかは子供によって異なります。

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自閉症へのアイコンタクトトレーニング②(同意を求めるアイコンタクト)

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自閉症スペクトラム障害児者が苦手なアイコンタクトの2つ目、同意を求めるアイコンタクトをトレーニングする方法を見ていきます。

以前もお伝えしたとおり、このアイコンタクトを教えるのは非常に難しいです。理由は以下の通りです。自閉症スペクトラム障害児者に同意を求めるアイコンタクトを教えづらい理由

これらの理由から、現状で効率的なトレーニング方法は見つけられていません。ですが、子供が自発的に遊びの中で大人を見たら追いかける、くすぐるといったボディータッチにより好子による強化を狙っていくことである程度、大人のことを自発的に見ることは教えられます。

今後また有効な支援方法が見つかれば報告していきます。

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自閉症へのアイコンタクトトレーニング①(要求時のアイコンタクト)

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(転載:GAHAG

自閉症スペクトラム障害児者へのアイコンタクトトレーニングの1つ目は要求(マンド)時に他者の目を見るアイコンタクトです。以前にこちらで方法は説明しています。

言語訓練の初期段階として実施することが多いです。以下の動画は私のクライアントのご厚意により、公開されている動画です。

この動画は初めて言語訓練を実施するときにまず、アイコンタクトを教えているところです。このように練習することで自閉症スペクトラム障害児者は要求時に他者とアイコンタクトができるようになります。

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自閉症への対応①(他者とのアイコンタクト)

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自閉症スペクトラム障害児者の中には前述の通り、アイコンタクトが苦手な者がいます。これらを直していく方法をこれから説明していきます。

  1. 要求時のアイコンタクトを教える
    物の要求(マンド)時や困った時に他者とアイコンタクトすることを教える方法を説明します。
  2. 同意を求めるアイコンタクトを教える
    楽しいことがあったりすると他者の目を見て同意を求めるアイコンタクトを教える方法を説明します。
  3. 自然に他者の視線を参照するアイコンタクトを教える
    他者が見ている方向を見たり、他者の目を特に用がなくても見ることを教える方法を説明します。

 

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自閉症スペクトラム障害児のアイコンタクト改善についての動画

以前、セラピーをしていたご家庭での映像をご家族のご厚意によりYouTubeにアップしていただきました。

見事にアイコンタクトがよくなっているのがわかります。最後は問題を解き終わった後に大人の顔を見て確認のアイコンタクトをしていることをチェックしてください。

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言語トレーニングの方法①-1(①要求場面での自発的アイコンタクトトレーニング)

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言語トレーニングでのアイコンタクトトレーニング一つ目は要求場面での自発的アイコンタクトです。

こちらで説明したことと同じような方法で実施します。注意点はこちらに記載してあります。

映像で確認してみましょう。

こちらでは最初から発語も実施していますが、発語が少ない子供は最初の段階はアイコンタクトだけで、好子による強化をして構いません。

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要求場面での自発的アイコンタクトトレーニング

アイコンタクトトレーニングで最初に実施するのは要求場面での自発的アイコンタクトです。
このアイコンタクトが一番簡単で素早く身に付けることができます。

方法は簡単です。子供が他者に要求する場面でアイコンタクトをするまで要求に応じなくすればよいだけです。例えば、以下のような場面で実施できます。

要求時のアイコンタクトトレーニング流れコツは②の時に何も声をかけたりせずに待つことです。

映像で確認してみましょう。

こちらではお菓子とiPadを使って言語トレーニングをしています。こちらでは待つことのみでアイコンタクトを教えています。

このような方法で要求場面での自発的アイコンタクトはトレーニングできます。

 

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アイコンタクトトレーニング全般での注意点

アイコンタクトトレーニングでは以下のことに注意します。

  1. 声かけを一切せずに教える
    「目を見て」「何するんだっけ」「それじゃもらえないよ」「お菓子あるよ」等という声かけはしてはいけません。重要なのは自発的にアイコンタクトをすることであって、声かけしたらアイコンタクトをすることではありません。使ってよいプロンプトは待つことのみです。
  2. 大人がしゃがむ、顔を近づけるといったことをせずに教える
    大人がしゃがんだりすることはアイコンタクトを容易にします(プロンプトの一種だと考えてよいです)が、それだと子供が他者の視線に合わせることを覚えにくくします。よって、大人が立っている時は座ったりせず、子供が自発的に見上げたりすることを覚えさせます。子供が違う方向を向いている場合も大人がアイコンタクトができる位置に回り込むことは禁止です。子供に振り向くことを教えられなくなるからです。
  3. 渡す物を大人の目の前にもっていかずに教える
    2と同様にプロンプトとなるので厳禁です。
  4. アイコンタクトをする長さに注意する
    一瞬だけ相手の顔を見ればよいのではありません。求められる長さだけ子供がアイコンタクトを継続できるように教えましょう。

以上のことをアイコンタクトトレーニング全般で注意します。

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要求場面+学習場面でのアイコンタクトトレーニング

アイコンタクトトレーニングの方法1つ目は要求場面+学習場面でのアイコンタクトをトレーニングする手法です。以下のステップでトレーニングしていきます。

  1. 要求場面での自発的アイコンタクトトレーニング
    何か要求をする時に自発的にアイコンタクトをすることを教えます。
  2. 他者の指示等を聞く時のアイコンタクトトレーニング
    大人の指示を聞く時にアイコンタクトをすることを教えます。名前を呼ばれたら相手とアイコンタクトすることも含まれます。
  3. 相手の指示に応答する時のアイコンタクトトレーニング
    相手の質問や指示等に答えた時に相手とアイコンタクトをすることを教えます。

それぞれのトレーニング方法はまた後日説明します。

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アイコンタクトトレーニングの方法

以前お伝えしたようにアイコンタクトを教えることで療育の効果をあげることができます。

アイコンタクトトレーニングは大きく分けて2つの場面で行います。

  1. 要求場面+学習場面でのアイコンタクトトレーニング
  2. 遊び場面でのアイコンタクトトレーニング

それぞれの方法はまた後程説明します。

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アイコンタクトトレーニングの必要性及び効果

私は言語トレーニングをする場合、まず要求時の自発的アイコンタクトを教えます。理由は大きく分けて次の2つです。

  1. 自発的にアイコンタクトをすることを教えることで他者に注目することを教えられる
    要求時のアイコンタクトを教えると、他者の指示を聞いたり(指示を聞くアイコンタクト)、他者の真似をすることを効果的に実施できるようになります。
  2. 最終的には物の好子を使用しなくてもよいようになる
    アイコンタクトを教えて笑顔で褒められることを経験しなければ好子を要求する時に物だけを凝視してしまい、他者からの賞賛などがいつまでも好子として機能しません。

このような点で要求時のアイコンタクトを教えるメリットがあります。

要求時のアイコンタクトトレーニングは集中して実施すれば2週間で完了します。トレーニングを受けた者は定型発達児者よりも要求時に他者の顔を見るようになることが可能です。

その方法はまた別の記事で説明します。

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共同注意の応用(輪島功一の作戦)

共同注意は多くの人間が無意識の内に行ってしまう修正があります。例えば、多くの人が見ている方向を無意識に見たりする行動です。

共同注意の例として元プロボクサーの輪島功一氏の作戦をあげます。

1971年のカルメロ・ボッシ選手との試合中に全く関係のない方向に目線を向け、それにつられて同じ方向を見たボッシ選手を攻撃するという作戦を使いました。輪島氏はこの試合で15回判定にて見事世界王者を獲得しています。

明らかに共同注意の特徴を利用しています。輪島氏は試行錯誤の中で考え付いたのでしょうが、とても素晴らしい工夫だと思います。

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共同注意とは

共同注意きょうどうちゅうい)(joint attention)アイコンタクトを応用したコミュニケーション技法です。共動注視きょうどうちゅうし)としている文献も少数ですが存在します。

アイコンタクトは2人の間の主に目を中心として行われるものですが、共同注意とは「…人と物をかわるがわる見て、その人と一緒に何かに注意を向けること。この行動によって、他者の注意を特定の物やできごとに向ける。普通は生後12か月~24か月頃に身に付く」(発達障害辞典より抜粋)と定義されます。

 

アイコンタクトと共同注意

 

共同注意はアイコンタクトのみで実施されることもありますが、指さしや「あれ見て」といった言葉でなされることもあります。自閉症スペクトラム障害児では好子ではない他の物に他者と注意を払う共同注意の能力が欠損していることが多いことが報告されています。

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アイコンタクトの種類⑤(1~4の場面以外で他者の反応を見るアイコンタクト)

アイコンタクトの種類5つ目は1~4以外の場面で他者の反応を見ることです。

相手の顔色を伺うということでのアイコンタクトが想像しやすいです。例えば

  • 何かをする前に大人の顔を見てから実施する
  • お店で店員に怒鳴っている人の顔を見る
  • 外でぶつかってきた人の顔を見る

このようにこのアイコンタクトは「何でそんなことをするの?」「怒られないかな?」というように相手の反応を見る役割があると推測されます。

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