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EIBIについて

(出典:子どもや赤ちゃんのイラストわんパグ

EIBIEarly Intensive Behavioral Intervention(乳幼児期早期行動集中介入)はDTTを乳幼児期に集中的に実施することで発達の遅れを改善させようとするプログラムです。

基本原則は以下の通りです。

  1. 早期(2~5歳)からの実施
  2. 週20時間~40時間の1対1の治療を一年以上継続
  3. 家庭や学校等の子供の生活の場で治療を行う
  4. 親を重要な治療者と位置づける
    つみきBOOKから抜粋)

初期のI.LovaasによるEIBIでは4の項目が含まれていませんでしたが、追跡調査によりEIBI後の子供の成長にばらつきが見られました(習得した能力を忘れてしまう子供がいた)。これを般化の問題であるとLovaasは捉え、ペアレントトレーニングもEIBIに含めるようになりました。

EIBIが効果が高いことは研究からも明らかです。最近のレビュー論文であるEarly intensive behavioral intervention(EIBI) for young children with Autism Spectrum disordersでは研究の方法が明確である6つのEIBI研究論文をとりあげ、その内5つで高い効果が持続していることを確認しています。

アメリカでは効果が高いとされている方法ですが、日本での実施はかなり難しいです。理由はこちらです。

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