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ペアリング(対提示)とは

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ペアリングPairing)もしくは対提示ついていじ)とは、好子を好子ではない物と一緒に渡すことで好子ではない物を好子に変化させるという技法です。

ペアリングを使用すると最初は好子ではない物が好子に変わる過程は以下の例で説明できます。

ほめ言葉と笑顔の好子化の例

 

私はメジャーリーガーのイチロー選手が大好きなので例に挙げます。イチロー選手が球場に現れる、バッターボックスに立つだけですごい歓声があがります。これは上記のように試合でイチロー選手が活躍すること(好子)とイチロー選手を見ること(好子ではない)が一緒に呈示され続けることでイチロー選手を見ることそのものが好子に変化しました。

同じような例は思い出話をしてもらうとわかりやすいです。
小学校時代のことや、自分のペットのことを話してもらう時、人は知らず知らずに笑顔になっています。これは昔の楽しい経験(好子)を思い出すだけで笑顔になっているのです。

セラピーではスペーシングを利用してほめ言葉や他者との関わりを好子に変更していくことを目指します。

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