療育の専門家で信頼できる人を探すための質問
(出典:PhotoAC)
度々同じような記事を書いていますが、再度書きます。療育関連の専門家で信頼できる人を探すためにはどんな質問をしたらよいかです。
- 何が専門ですか(どこの学会に参加されて、何の理論を使用していますか)
自分の専門が明確に言える人は勉強している可能性が高いです。逆に言うと「全部」「私はいろんな方法のいいとこどりをしてるの」という人は明らかに怪しいです。 - おすすめの本はありますか
おすすめの本というのは自分の基礎分野の本を勧めることがほとんどです。しっかりと数冊の本を内容に言及しながら説明できる人は信頼できる可能性が高いです。 - 日常的にはどのように子供とかかわりをもったらよいですか
例えば、苦手なことを克服するために日常でできることを具体的に説明してくれる人は信頼できます。逆に「いっぱい話しかけてください」「いろんな経験をさせてください」「そのうちできます」「今はお子様はその行動を身に付けられる段階ではないです。待ちましょう」(待つ期限を明確に言わない)といったあいまいな返答、希望を持たせるが根拠のない返答をする人は怪しいです。
質問以外でもわかることはあります。
- 自己肯定感
- 親子の信頼関係を築く段階
- 泣いて要求することが増えたのは自我が芽生えた証拠です(要求が出てくるようになりましたね)
- トラウマ
- 訓練による二次障害
- 落ち着いた環境の中で
ここらへんのことを言う人はかなり怪しいです。これらの言葉を使うのは残念ながら同業者である臨床心理士が多いのですが。