平成28年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査):結果の概要
厚生労働省の統計が出ていました。
こちらのデータによりますと、障害者は約936.6万人であり日本人口の約7.4%に相当します。そのうち、知的障害に該当するのは約108.2万人で総人口の約0.8%に当たります。そのうち、療育手帳の取得者は約96.2万人で5年前の調査(約62.2万人)から約55%増加しています。
昔に比べると療育手帳が取得しやすくなったのは明白なようです。ですが、アメリカでは最近DSM-5で自閉症スペクトラム障害の診断基準が変更され、特定不能の広汎性発達障害として支援の対象となっていた者達が除外されるということが起きました。私は医療費の削減と同じように日本でも療育手帳の診断基準が厳しくなることが起こりえるのではないかと危惧しております。
この統計は面白いのでまた後日に触れますね。