発達障害に対する言語訓練は動作模倣
まだ意味のある発語が全くない子供、もしくは発音が著しく悪い子供の場合、きれいな発音を教えようとしても難しいことが多いです。これはなぜかというと、口の真似が難しいからです(口形模倣)
これを踏まえて、最近では言語訓練をする前に動作模倣を教えるようにしています。最初に動作模倣を教えるのはなぜかというと
- 口形模倣よりも難易度が低い
- 口形模倣を最初に実施しようとすると、勝手に発語してしまう可能性が高い
からです。ですから、最初は手を挙げる、頭を触るといった簡単な動作模倣から開始しできるようになったら口形模倣に移行するようにしています。