言語訓練のキモ、声が小さいことは万病のもと
自閉症スペクトラム障害等の発達障害児、まだ意味発語がない子供にとってのABAによる言語訓練で一番重要なことは大声を出すことです。意味発語がない子供の場合、喃語や叫び声を使用して要求することが多いです。これだといつまでたっても話せません。
ですから、言語訓練の最初は大声で発語するということを練習します。これは
①相手に聞こえるように発語することを習慣化する
②声が大きくないと発音のチェックができない
からです。大声が出せることが話せるための最初のステップだと思ってください。