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保育園、幼稚園での母子分離について

今週は入園式が行われることが多かったと思います。新しく保育園、幼稚園に入った子供は毎朝親と離れると時に泣いていることだと思います。これは春の風物詩で大体ゴールデンウィークぐらいまで続きます。

母子分離、父子分離で泣いてしまう時にやってしまうNG行動は子供をあやして「また迎えにくるから」「最後に抱っこしてあげるから」とその場にい続けることです。子供がかわいそうだからこれらの行動をとってしまう親は多いですが、これは逆に泣くことを強めてしまいます。

このように、親の注目もしくは親が近くにいるという好子があるため子供が泣く行動が強められてしまいます(好子による強化)。もしくは、親から離れて先生に触られるという嫌子を避けるために行動が強められていると考えられます(嫌子による強化)。

まとめると

のいずれか、もしくはすべてで泣く行動は強められています。では、激しく泣く行動を消すにはどうすればよいか、単純です。

親がさっと帰れば、子供が泣いても無駄なことが分かるため泣く行動が徐々に減っていきます。残念ながら消去に近い対応になりますので、泣く行動は一気には減りませんが1~2週間すれば落ち着くでしょう。

保育園で分離の時に子供が泣くことは親も嬉しがっていることがあって対応してしまっていることがあります。ですが、泣くことが長く続けば子供がしんどい思いをするだけです。

保育園、幼稚園の先生も思っていることですが、シンプルに「子供を預けたら親はすぐに帰って!」です。

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