消去が使用しづらい理由④(方法が難しい)
有形物獲得行動、注目獲得行動の消去が支援場面で使用しづらい理由の4つ目は消去の手続きが難しいことです。
消去中は子供に対して
- 声をかけない
- 目を合わさない
- 体に触れない
- 泣き止んでも5分間は放っておく
を守る必要があります。少しでも上記のルールが破られれば子供の癇癪に湯を注いでしまいます。ですが、完ぺきにこれらを実施するためには大人と子供が同じ部屋にいる場合は難しいです。また、家族が実施する場合は子供が泣いたり暴れたりすることに冷静に対応できることがなかなかできないことが多いです。