発音を教える順番の理由②(口の形が似ていない順番に教える)
無発語の場合に発音で教える順番は前述の通り、「い→あ→ん→う→え→お」です。この順番の理由は、口形を見るとわかります。
この口形は実は3パターンに分類できます。
同じ口形の音を連続して教えてしまうと混ざってしまう可能性が高いです。例えば、「あ」の発音を教えた後にすぐ「え」を教えると「えあ」のように「あ」でも「え」でもない中間の音ができてしまいます。これを防ぐために口形が同じグループの音は連続して教えないようにします。
この順番だと同じ口形の音を連続して教えないので、発音が混ざらずに教えやすいです。