無発語の場合に発音で最初に教えるのは前述の通り、「い」からです。簡単な発音なため、「あ」から教える人も多いですが私は以下の理由から異なります。
発音を教えても、使い道がなければ消えてしまいます(こちらの記事を参照してください)。よって、自然強化される自発マンドを教えつつ、発音をトレーニングしていきます。こちらで説明していますが、「ちょうだい」をバックワードチェイニングで教えていくため、「い」を最初に教えていきます。
動画で確認してください。
このように「い」の発音を教えると並行して使う場面を教えていくことで「い」は自然強化され一生消えない発音になります。