フリーオペラント法による言語訓練方法②(指導者による発声後の発声を強化)
フリーオペラント法による言語訓練で自発発声が強化され、発声機会が増えたら次のステップに進みます。二番目のステップは遊びの中で、指導者による発声後の対象者の発声を強化します。例えば、以下のようなやり取りです。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”支援者”] (子供をおんぶしている) [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”支援者”] ジャンプ [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”対象者”] あっあ[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”支援者”] (ジャンプする) [/speech_bubble]
書籍では支援者がどのような言葉かけをしているのかは書かれていませんでしたが、おそらく適切なマンドの音声模倣を促していたと考えられます。分化強化のことは詳しく説明されていませんですが、最初のうちは似ていなくても発声の後のすべての発声を強化、その後は似ている音声を強化のようにして音声模倣の精度をあげているのでしょう。