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消去は単体では使えないことが多い

消去は不適切行動の機能が有形物注目逃避の場合に使用できる行動を消す方法です。

ですが、消去は単体の方法として使用して不適切行動を消すことが難しいこと場合があります。特に介入の初期段階では困難が多いです。それは消去バーストが起こるためです。
消去バーストが起こると攻撃行動等の問題行動が一時的に強まってしまいます。乳幼児ではそれでも放っておけますが、体が大きくなってきた場合、こちらが怪我をしてしまうため、攻撃行動を即座に止める必要があります。

攻撃行動を止めるにはタイムアウト等の弱化の方法が必要になります。よって、消去単体での使用で不適切行動を消失させることは難しいです。

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