PRTでの遊びにおけるマンドの音声模倣では一息に言うことに拘らず、発音にだけ気を付けて模倣させると説明しました。これはなぜでしょうか。
例として「ちょうだい」と音声模倣により言わせることを取り上げます。
一息で言わせると「ちょだい」になってしまう場合、ここから「ちょうだい」に自然に直ることはほぼありえません。ですが、「ちょ」「う」「だい」と分割して綺麗な発音で言わせることを練習し続けると子供は段々と「ちょ、う、だい」と間を開けながら一一息で言えるようになります。
このように、きれいな発音で言わせることで子供が一人で流暢性をあげることが可能になるため、PRT内では発音に拘ります。