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言語トレーニング全体での注意点⑨(音声模倣時に間違えた場合は即座に次の課題をしないようにする)

言語トレーニング時の音声模倣を実施する時に子供が間違えた場合、即座に音声模倣の課題をやらせ直すことを避けます。すぐに次の指示を出すと衝動的にあてずっぽうに答え、正答率が上がらないことがあるからです。

大:まねして、「あ」
子:う
大:(即座に)真似して、「あ」
子:「う」、「あ」

このようにいつまでも一旦間違える癖が抜けない場合があります。よって、子供が間違えた場合は少し間をあけ再度指示を出しましょう。

大:まねして、「あ」
子:う
大:(1~2秒あけて)まねして、「あ」
子:「あ」

セラピストによっては「ダメ」「違う」と伝える人もいますが、無言で子供に十分間違っていることを伝えられます。

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