DTTの言語トレーニングの注意点⑥(DTTを2連続で行う場合も強化を怠らないようにする)
DTTを2つ以上連続して行う場合も必ずほめましょう。ただし、発音がきれいな時と同じようなテンションでほめる必要はありません。
子:おかしちょうだい(発音が汚い)
大:真似して「おかしちょうだい」(自発マンドの発音矯正)
子:おかしちょうだい
大:「おかしちょうだい」だね。じゃあ真似して、「う」
子:う(発音がきれい)
大:「う」!すごい!おかしどうぞ! (DTTの音声模倣がうまいため、1回で好子を与え強化する)
課題を2個する場合では
子:おかしちょうだい(発音が下手なマンド)
大:真似して「おかしちょうだい」
子:お菓子ちょうだい
大:「お菓子ちょうだい」だね、じゃあ真似して「う」
子:う(発音が普通)
大:「う」!正解、もう1個聞くね。真似して、「い」
子:い
大:「い」!はい、おかしをどうぞ
このように必ず正解の時は子供の言葉を繰り返すことを忘れないようにします。