自発マンドトレーニングの注意点⑦(マンドはあっている所まで繰り返す)
すでに知っているマンドを言わせたい場合、例えば「クッキーちょうだい」というべき所で「クッキー貸して」と間違えてしまう場合はあっている所まで繰り返します。
あっている所まで繰り返さないとそのマンド全てが間違っていると思って子供はあきらめたり違う言葉を言ったりしてしまうため、必ず正しい部分までは繰り返すようにしましょう。あっていないマンドを言っている場合は途中で遮って言ってよいです。
子:クッキー貸し…
大:「クッキー…」(マンドを遮る)
子:クッキー貸し…
大:「クッキー…」(マンドを遮る)
子:クッキーちょうだい
大:「クッキーちょうだい」!はい、どうぞ
但し、子供が「クッキーちょうだい、クッキー貸して」のように2つのマンドを口語に連呼している場合はこの方法は使用できません。それに対する対応はまた後ほど説明します。