言語トレーニング全体での注意点③(子供が泣く場合は、場面が適切か確認する)
言語トレーニングを実施すると、ある程度の負担が子供にかかるので泣くことがあります。児童が泣くこと自体は問題がありませんが、泣く場面が適切かを確認する必要があります。
- 言語トレーニングで子供が泣いてもよい場面
①お菓子、ゲーム等の好子は欲しいけれどそのための課題がやりたくなくて泣いている場合
②子供がやっているゲームやおもちゃ等を一旦大人が返してもらった時に泣いている場合 - 言語トレーニングで子供が泣いてはいけない場面
①課題がやりたくないのに子供に選択権がなく課題を実施している場合(例えば、着席課題等)
②子供に苦痛を与えている場合(叩いている等)
このように子供に課題を実施するかの選択権を与えているのに泣いている場合は問題ないですが、嫌がることを無理矢理やらすことは言語トレーニングではあってはなりません。