言語トレーニングのポイント⑥(着席は基本させない)
私の言語トレーニング方法は基本的に着席させずに実施します。これには以下の理由があります。
- 着席をすると言語トレーニングの難易度が上がる 着席して言語トレーニング課題を行うと、言語トレーニング+着席という二重の課題になってしまいます。よって、言語トレーニングに集中させるために着席させません。
- 着席するというスキルは発達の初期段階で必要がない 着席課題というのは年長ならまだしも、年中以下の子供の場合、小学校に入ってから必要とするスキルなのですぐ教える必要がある課題ではありません。年長になってから始めればよいです。
- 着席させない場面で般化できない 着席させなければ言語トレーニングができなければ外出先などで言語トレーニングができません。般化を促進するためにも着席はさせなくて結構です。
以上が着席させない理由です。