手先が不器用な子供に教えるべき課題とは

子供の手先の不器用さに悩む保護者は
少なくありません。
不器用さを改善する第一歩は全ての手先の
動きを改善する万能な練習は存在しないと
理解することです。
手先の練習は大きく二つの要素に
分けられます。
一つ目は大人になっても 生涯ずっと使う
必須のスキルのみに集中すること
二つ目は親が子供の手を取って教える
身体プロンプトは使わないことです
これらを理解して対応できれば手先の
不器用さで困る問題を減らせます。
療育では折り紙やハサミ等の練習を させる方法はよく取られます。
しかし折り紙やハサミは幼少期にしか
頻繁に使わないスキルのためそこに時間を
かける対応が常に正解とは限りません。
日常生活で必須となる箸の使い方や着替え
等のみに集中して練習すればよいです。
手先の動きを教える時に親が子供の手を
取って動かす身体プロンプトは意味がない
ことが多いです。
親に身を任せれば行動できてしまうので
自分で動かすことの練習にはなりません。
適切行動が出始めたらすぐ認めて褒めたり
ご褒美を渡すことは効果が期待できます。
しかしいつまでもご褒美が使えるとは
限りません。
ご褒美以上に安定しているのは行動の後に
良いことが起きる自然な強化随伴性を
利用することが重要です。
例えば箸の使い方は食事を食べるという
行動自体がモチベーションになります。
着替えの練習であれば着替えが終わったら
遊びに行けるという状況を作ります。
このように行動そのものが自然なご褒美に
繋がる環境を作ることで改善が期待
できます。
このように手先の微細運動は手を取って
教えたり大袈裟に褒めれば上達するという
訳ではなく生涯使う必須スキルに絞り
自然な強化随伴性を利用した方が効率的な
ことが多いです。
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