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長時間のテレビ視聴で言葉の遅れは起きない

2歳を過ぎても無発語のように言葉の遅れが発生すると原因探しが始まります。

特に気にされることが多いのは「テレビを見せ過ぎたのではないか」です。

長時間のテレビ視聴による言葉の遅れは指摘されることがあります。

日本小児科学会の提言によると1日に4時間以上のテレビの視聴は言葉の遅れに繋がりやすいことが指摘された。

ただし、この調査には問題があります。

  • 幼児期のみの言葉の発達を計測しており長期に渡る言語発達の影響を調査していないこと
    →あくまで幼児期限定の言葉の遅れの可能性がある
  • 自閉症スペクトラム障害等の発達障害児はテレビを好む傾向があること
    →テレビ視聴時間が長いから言葉が遅れるのではなくテレビを長時間見る傾向がある子が言葉が遅れやすい

ですからテレビ視聴=悪と考える必要はさほどないです。

親が家事をしている時等は利用してもよいと考えます。

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