自閉症児の癇癪を無視することがお勧めできない理由

自閉症スペクトラム障害等の発達障害児は
激しい癇癪を見せることがあります。
このような場合、癇癪に取り合わず無視をする対応があります。
ですが専門家としてお勧めできません。
理由は以下の通りです。
- 全ての場面での統一が難しい
→家ではできたとしても外出先で子供
の癇癪を無視し続けることは難しい - 子供自身で落ち着くことは困難
→大抵の子供の癇癪は要求を断ることで起こる
これを無視すると要求を我慢することと落ち着くことを両方求めてしまう - 無視していると癇癪が強まる
→癇癪による要求に親が応じないと
子供の癇癪は強まる
物を投げたり自傷他害をされたりすると無視し続けることが難しい - 癇癪が強まることがある
→例えば歯磨きをしている時に癇癪を
起こし落ち着くまで無視すると嫌なことが避けられる
結果として歯磨き時の癇癪が増える
可能性が高い
このように
癇癪を無視をすることは理論上は正しいですが実際には実施が難しいです。
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