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言葉を話すようになる子供の特徴は当てにならない

無発語状態の子に対し、話し始める
特徴について話されることがあります。

ですが
現在の行動から将来の発達を正確に予測
することは専門家でも困難です。

例えば
以下のような特徴は話せるようになること
を保証するものではないです。

  • 男の子だから言葉が遅い
    →統計では男の子の方が言葉の発達に差がある
    だが性別による発達の差は明確ではない
  • 音声指示を理解しているから大丈夫
    →音声指示の理解と表出言語は
    必ずしも関係しない
  • 他人に興味があるから大丈夫
    →他人への興味と言葉の発達は関係しないことがある
    フレンドリーだけれど無発語状態が続く子はいる
  • 個人差が激しいから待てばいい
    →3歳を過ぎている場合は待つと
    深刻さが増す
  • 親も言葉が遅かったから大丈夫
    →親の発達と子供の発達が同じように
    なるとは限らない

将来のことを予測するのは難しいため、
言葉の遅れが深刻になった時点で支援を
始めることが理想です。

目安は、2歳で無発語、3歳で2語文なしの基準で良いと思います。

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