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自閉症児のアイコンタクトトレーニング、効果がない方法

自閉症スペクトラム障害等の発達障害児は
他者と目が合いづらいことがあります。

これにより以下のような問題が起きます。

  • 言葉の発達が遅れる
  • 他者の真似ができない
  • 他者の感情理解ができない
  • 集団で他児を真似しての行動ができない

よってアイコンタクトトレーニングをすることが勧められます。

ですが
目が合いづらい子のトレーニング方法は
間違っていることが多いです。

以下が例です。

  1. 親がしゃがんで目が合いやすくする
    子供に警戒されないようにする等には効果がある
    だがアイコンタクトが苦手な子ではたまたま目があっている可能性が高く異なる目線の高さの者には目を合わさない
  2. 子供のキョロキョロに合わせて顔を近づける
    親が子供の目線を常に追っていく方法
    自分から目を合わせるスキルにはつながらない
  3. 要求する物を親の目の前に持つ
    テレビのリモコンやお菓子を親の目のまで持つ方法
    目が合っているように見えるが単純に物を目で追っているだけ
  4. 「目を見て」と伝える
    音声で伝えて目を見させる方法
    この方法だと自然には目を見ることが身につかないことが多い
    重要なのは自分から他者を見ること

これらの方法はあまりしないようにしましょう。

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