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自閉症児の感覚過敏とこだわりに共通すること

自閉症スペクトラム障害等の発達障害児は
様々な問題行動を持つことがあります。

一見、別個の問題に見えても根幹は
同じような問題であることも多いです。

例えば感覚過敏とこだわりです。

感覚過敏は、聴覚過敏、視覚過敏のように
通常であれば問題がない刺激に対しての脆弱性が見られることです。

こだわりは自分の順序やスケジュールを固定したがること(同一性の保持)です。

実はこれには共通点があります。

自閉症児が定型発達児よりも感覚の過敏性
やこだわりがあることは確かです。

ですが両方とも癇癪によって強められていることが多いです。

  • 苦手な刺激を提示された時に癇癪で避けようとする
  • 好きなこだわりを阻害された時に癇癪で通そうとする

つまり癇癪がなければ感覚過敏もこだわりも改善できるはずです。

自閉症児のできない理由を考えるのではなくどうすればできるかを考えるようにしましょう。

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