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自閉症療育の本、選ぶ時に最初にチェックすること

自閉症スペクトラム障害等の発達障害児の親は家庭での子育てが楽になるように育児本を読むことがあります。

現代は本当に子育て支援本が多く役に立つ本がある一方で、専門性を全く欠いた本も沢山あります。

障害理解のための本や支援法の実際の本等を選ぶ時は最初にチェックする所があります。

巻末です。
巻末に引用文献、参考文献、参考サイト等が一切書かれていない場合はNGです。

例えば、信頼できる本の巻末はこちらです。

「人はなぜ、約束の時間に遅れるのか」
(光文社新書)

一方、信頼できない本は一切記載がない、他分野から引用してある、自分の本から引用している等です

基本的に今の支援技術は先行研究の積み重ねでできています。

何の本も参照せずに書かれた本は

  • 著者が天才で方法を一から作っている
  • 他の方法を真似しているが隠している
  • 全くの個人の感想

のどれかですがほとんどの場合は個人の感想です。

子供の行動に遅れや問題があると親が効果がある療育を探したくなるのはわかりますが、変な本に引っかからないようにしましょう。

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