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自閉症児、誰でもスケジュール化が効果がある訳ではない

自閉症スペクトラム障害等の発達障害児は、スケジュールを視覚化すると行動が安定するとされます。

実際に、支援学校や療育施設では一日の流れを子供の見えるところに貼ることが多く使用されています。

ですが、視覚化されたスケジュールが自閉症と診断された子全てに良い訳ではないです。

弊害はこちらです。

  • 柔軟な変更が難しくなる
    スケジュールが予め提示されていて変更があったりすると激しい癇癪が起きる場合があります。
  • スケジュールの絶対化
    嫌な活動がスケジュールに提示されると癇癪が起きたり剥がしたりする行動が起こりえます。
  • そもそも見ていない
    朝やること等、毎日の習慣になっていることでも全てスケジュールとして提示していることがあります。
    このような場合、子供はわざわざ確認することは少ないです。

このように視覚化したスケジュールは有効でなかったり、問題行動を引き起こす可能性があります。

子供に合わせて柔軟に使用しましょう。

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