自閉症児療育、最低ノルマを作ることが大切

自閉症スペクトラム障害等の発達障害児への家庭療育をする親は子供の行動の遅れや改善を目指して頑張っています。
ただ、どんなに頑張っても生まれつきの子供の能力によって成果に差は出てしまいます。
このような場合、最低限のレベルでクリアを目指すラインがあると頑張りやすいです。
「適切な家庭療育をすればほぼ全ての子供ができる可能性が高いこと」を目標にします。
例えば最低目標は次のようなものです。
- 偏食→トマトとブロッコリーを食べる
- トイレ→トイレ誘導したら排尿できる
- 言語→要求時に無意味発語を自発的に
これらは身体的な制約がない限り、ほとんどの子供が達成可能な目標です。
本来達成したい行動目標と乖離しているかもしれませんができるようになると確実に日常生活で好影響が見られます。
例え定型発達児と同じことを教えられずとも子供のベストを引き出すようにしましょう。
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