自閉症児療育、やらなくていい課題

自閉症スペクトラム障害等の発達障害児には
多くの療育課題が実施されます。
中には効果が疑われるようなものも
含まれています。
今日はよく見かける療育課題で効果が証明
できない物に関して説明します。
- パズル/タングラム
空間認知能力を高めるとされますが
具体的な効果は不明です。
日常で使うスキルではないので
実施する意味は少ないです。 - 物の名前
果物や動物の名前を教えますが、
興味がある子はそもそも覚えており
興味がない子は教えても
すぐ忘れます。 - 分類
料理、乗り物等のように分類します。
日常で使うスキルではないので
必要性は薄いです。 - サーキットトレーニング
OTの感覚統合療法でよく使われます。
子供が楽しく体を動かせますが、
言葉の発達等には関係ありません。
1〜3の課題は発達検査に含まれるので
練習されることがありますが
数値の向上を目指しても
日常生活によい変化はありません。
日常で必須のスキルを一つ一つ教えていく
ことを目指しましょう。
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