自閉症児の遊び、他児と同じ空間にいるだけでOK

自閉症スペクトラム障害等の発達障害児を
育てていると他児との関係に悩みます。
全く関わりを持たないのに一緒の場にいる
意味はあるのかという相談を受けます。
結論から言うと意味は大いにあります。
次の3つです。
- 他児に慣れる
自閉症児が一人で遊んでいると他児が
近づいただけで嫌がったりします。
他児のいる環境に慣れるだけでも
聴覚過敏等は改善していくことが
多いです。 - 問題がわかる
他児に手を出してしまうといった
問題行動が出現することもあります。
ですが、近づいてみないとどんな問題
が起きるかわかりません。
手が出そうになったらすぐに離したら
大きな問題にはなりません。 - 他児に関わる機会が増える
同じ場所にいて違う遊びをすることは
並行遊びと呼ばれ発達段階の重要な
一つです。
他児との関わりが増える可能性が
高くなります。
このように問題を認識したり
適切行動を覚えたりするために
他児と同じ空間にいることは大切です。
手が出る、物を取る等の問題行動が
起きる場合は家でも改善を目指しましょう。
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